養老鉄道(岐阜・大垣)は3月12日から、「薬膳列車」を運行する。定期列車3両編成のうち1両を貸切にして実施するという。運行は週2回で、木曜日が大垣駅発12:11の桑名駅行き、土曜日が桑名駅発12:43の大垣駅行き。定員は40名で最低催行人員は15名。2月12日より予約を受け付ける。料金は大人5,000円、小児4,500円で、料理代金と養老鉄道1日フリー乗車券の運賃が含まれる。なお、小児の料理は大人と同じだという。また、団体向けに火・金・日の運行や60~80名の運行も可能とのこと。

車内で提供される薬膳料理

料理は養老町で採れた食材を使い、地元の薬膳レストラン「寿喜養膳(すぎようぜん)」が調製する予定。13種類の生薬をブレンドした食前酒から始まり、超黒にんにく熟成発酵、15種配合米を使った山菜ごはん、スギナ入り手作り味噌汁、野菜のマリネ、煮物、ハスの実、アシタバや高麗人参の天ぷらなど14品。デザートには黒にんにくチョコレートとタンポポティーが付くという。

車内の様子

食後のタンポポティー