東芝ホームアプライアンスは5日、ビルトインタイプのIHクッキングヒーター「BHP-V731S」「BHP-V731SR」「BHP-V631S」「BHP-V631SR」を発表した。発売は、BHP-V731Sが3月上旬、BHP-V631Sが3月中旬、BHP-V731SRが4月上旬、BHP-V631SRが4月中旬。価格は、BHP-V731Sが34万6,500円、BHP-V731SRが35万1,750円、BHP-V631Sが32万5,500円、BHP-V631SRが33万750円となっている(工事費別)。
同製品は、10℃単位の細かな温度調節が可能なIHクッキングヒーター。左右のIHヒーターの最大出力は3.0kWで、140-270℃の範囲で調理温度をダイレクトに設定することができる。従来のIHクッキングヒーターでは、揚げ物の調理に使用する温度帯(140-200℃)のみを直接設定することができたが、新モデルでは、フライパン調理などに使用する温度帯でも、ダイレクトな温度設定が可能となった。
新搭載の赤外線センサーと、火力を制御するDSPインバーターを組み合わせることにより、なべ底の温度をダイレクトに読み取って、温度変化を素早く検知することが可能となった。140-270℃の範囲では赤外線センサーが温度検知し、それ以下の温度帯をサーミスタが検知する。また、鍋をプレート上に置くと、DSPインバーターの火力制御によって0.9秒で火力が復帰し、ガスコンロ使用時のような鍋振り調理も可能だ。
中央のヒーターは、従来のラジエント方式からIHヒーターへ変更することで、1.8kWの高出力を実現。低火力での連続均一加熱(90℃)も可能となっている。グリルは、水のありなしを自動検知する「水あり・水なしビックグリル」を採用。サンマを一度に5匹焼くことができ、約96%の煙や臭いを分解する触媒も搭載されている。
トッププレートの幅は、BHP-V731S/BHP-V731SRが75cm、BHP-V631S/BHP-V631SRが60cm。BHP-V731SRとBHP-V631SRでは、レンジフードとの連動機能を搭載している。