女優の上戸彩、林丹丹、忽那汐里が4日、「第12回国民的美少女コンテスト」の概要説明記者会見に出席した。同コンテスト出場経験者の3人は、未来の後輩たちにエールを送った。
同コンテストは、1987年にスタートとして以来、米倉涼子、福田沙紀ら多くの有名芸能人を輩出。前回の第11回大会(2006年)では、応募総数10万3,611通に上るなど、国内で最大級のコンテストとなっている。
第7回大会(1997年)で審査員特別賞を受賞している上戸は「私が出場した時は、賞金200万のことで頭がいっぱいだったんです(笑)。お母さんのために家を建てようと。特別賞なので、何ももらえなかったんですけどね」と笑わせ、「身長が141cmで、周りには大きな女性ばかり。緊張しましたね。早く帰りたい、とそればかり思っていました。ようやく一昨年あたりから緊張しなくなりましたが(笑)、最近の若い子たちは堂々としていて凄い」と絶賛。前回大会で上戸と同じく審査員特別賞を受賞した忽那は「あっという間ですね。色々な事を学べた2年半でした」としみじみ。林も「このお仕事をして多くの出会いが私を成長させてくれました」と振り返った。
出場から約12年が経ち、所属事務所ではお姉さん格の上戸。大会の必勝法を「うちの事務所(オスカープロモーション)は挨拶に厳しいですから、とにかく大きな声で挨拶することですね。怒られる時は全力で怒られますけど、何かあったら全力で守ってくれ、100%の自分を認めてくれる事務所です。私も良いほうに人生が変わったので、少しでも興味があれば是非応募してほしい」と語り、未来の後輩に期待を寄せていた。
「第12回全日本国民的美少女コンテスト」は、4月1日から5月31日(消印有効)までの応募期間を経て、一次審査、二次審査、最終審査の後、8月4日に本選大会が行われる。応募資格は、12歳から20歳までの女性。グランプリには賞金200万円のほか、オスカープロモーションに所属、テレビ朝日系ドラマへの出演、映画出演する権利が贈られる。応募方法など詳細は同コンテストの事務局(TEL:03-3470-2734)まで。