富士フイルムは、単3形乾電池対応モデルで世界最薄(富士フイルム調べ)の21.7mm(最薄部)を実現したコンパクトデジタルカメラ「A100」を2月21日より発売する。価格はオープンだが、推定市場価格は1万7,000円前後。
同製品は、持ち運びしやすく、外出先ででも入手しやすい単3形乾電池を使用するコンパクトデジタルカメラ。有効画素数は1000万画素のCCDに、35.5-106.5mm相当(35mm判換算)の3倍ズームレンズを組み合わせている。撮像感度は最高ISO 1600まで設定可能。
カメラを被写体に向けるだけでフレーム内の顔を検出し、ピントや露出を合わせる「顔キレイナビ」、フラッシュ撮影時に起こりやすい赤目を瞬時に補正する「自動赤目補正機能」などを搭載する。
光学式手ブレ補正機構は搭載しないが、感度を上げて被写体ブレや手ブレを軽減する「ブレ軽減モード」を搭載。「美術館モード」や「スポーツモード」など、14種類のシーンポジションを備えている。また、記録メディアはSD/SDHCメモリーカードのみで、xD-ピクチャーカード用のスロットは装備しない。
主な仕様は、1/2.33型有効画素数1,000万画素CCD、焦点距離:6.3-18.9mm(35mm判換算:35.5-106.5mm)、23万ドット2.7型液晶モニター、撮像感度オート/ISO 100-1600、内蔵メモリー約20MB、単3形アルカリ乾電池×2本、サイズ91.5(W)×60.5(H)×21.7(D)、質量は約124g(本体のみ)/約172g(電池、メモリーカード含む)。ボディカラーはシルバーのみ。