ハーマンインターナショナルは3日、JBLブランドのアクティブスピーカー「DUET II」を発表した。発売は2月を予定しており、価格はオープン。市場価格は1万5,000円前後と予想される。

大型化したことで、より自然なサウンドが楽しめる「DUET II」

DUETは、JBLブランドのスピーカーとしては、最もコンパクトな2chのアクティブスピーカー。デジタルオーディオプレーヤーやポータブルCDなどの外部スピーカー、あるいはPC用のスピーカーとしても使用されている。新製品のDUET IIはその上位モデル。DUET IIでは、DUETに比べてキャビネットを大型化。とくに、高さは、DUETの185mmから260mmと75mmも増えており、見た目の存在感はかなりアップしている。キャビネットには、反射や共振を抑えるためのラウンドフォルムを採用。また、壁との距離で、低音の強さをコントロールしやすいように、バスレフポートは背面に装備される。

コントロール部分が大型化し、操作性もアップ

搭載されているドライバーユニットは45mm径の「Phoenix SE」。従来のDUETに搭載されている「Phoenix TSR」の細部をリファインしたものだ。

仕様表を見ると、DUETに比べて、低域やSN比などが低下しているのだが、同社によると、立体的なスケール感やボリューム感などは確実にアップしており、コンパクトな2.1chシステムと比べても、無理のない自然なサウンドが体験できるとのことだ。 なお、コントロール部分も改良。機能的には、DUETと同様に、電源とボリュームとが一体化したシンプルなものだが、従来の小型なものから、スピーカー上部に搭載された大型のダイヤルへと変更。操作性もアップしている。

入力 3.5mmステレオミニプラグ(ケーブル直出)
総合出力 総合12W(6W×2)
コントロール Powerスイッチ兼ロータリーボリューム
使用ユニット Phoenix SEネオジウムドライバー左右各1個
周波数特性 80Hz~20KHz
サイズ 102(W)×260(H)×102(D)mm
質量 900g(AC電源アダプターを除く)
入力インピーダンス 3kΩ以上
SN比 60dB以上
電源 AC電源アダプター(100V~240V 50Hz~60Hz)