フォルクスワーゲン、「パサート ヴァリアント」「イオス」に新グレード

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、アッパーミドルクラスのステーションワゴン「パサートヴァリアント」と、カブリオレクーペの「イオス」に、新グレード「インディビジュアル」(30台の限定発売)を追加し、16日より発売する。価格は「パサート ヴァリアント V6 4MOTION インディビジュアル」が546万円、「イオス V6 インディビジュアル」が576万円。

新グレード「インディビジュアル(Individual)」は、フォルクスワーゲンAGが設立した子会社VWインディビジュアル(Volkswagen Individual GmbH)によって、企画、開発されたスペシャルパッケージモデル。上質感やオリジナリティを重視するユーザーに向けた専用装備をモデルごとに施した。VWインディビジュアルでは、ゴルフR32や、パサートヴァリアントR36などスポーツチューニング仕様の「R」シリーズも手掛けている。

「パサート ヴァリアント V6 4MOTION インディビジュアル」は、パサート ヴァリアント V6 4MOTIONをベースに、エクステリアをディープブラックパールエフェクトのボディカラーとし、専用エンブレムを両フロントフェンダーに装着した。さらに5本ツインスポークの18インチアルミホイールを採用する。インテリアは、プレミアムサウンドシステムの搭載や、チークとブラックの専用ナパレザースポーツシート、ヘアライン仕上げのアルミニウムデコラティブパネル、専用ドアシルプレートなどを採用している。なお、価格はベース車両の24万円アップとなっている。

「イオス V6 インディビジュアル」は、最高出力250PSの3.2L V型6気筒エンジンを搭載し、イオスとして初めてアダプティブシャシーコントロール(電子制御サスペンション)「DCC」を採用したモデル。エクステリアは、ディープブラックパールエフェクトのボディカラーに、専用エンブレムと、10スポーク18インチアルミホイール、チェリーレッドのテールレンズを装着する。インテリアは、コーンシルクベージュとブラックの専用ナパレザースポーツシート、専用ドアシルプレートなどを採用する。