コージェンメディアは3日、USBメモリやSDカードを利用してアプリケーションの起動や動作を高速化するソフト「eBoostr 3 Professional 日本語版」(開発元MDO)を価格3,980円で発売。製品はダウンロード版で提供される。対応OSは、Windows 2000(SP4) / XP / Vista、およびWindows Server 2003 / 2008に対応する(各64ビット版に対応)。なお、「eBoostr 2」からのバージョンアップが無料となるほか、同社Webサイトでは、試用期間無制限、使用時間4時間の試用版も公開されている。

ソフトは、Windows XP/2000、Server 2003上でReadyBoostやSuperFetch機能を実現するほか、Windows VistaやWindows Server 2008上でも独自の技術を使うことでアプリケーションの高速化を実現する。

最大4個のフラッシュメモリをキャッシュメモリ用デバイスとして使用できる。たとえばUSBメモリをPCに挿し込むだけで高速化を実現し、ミニノートなどでは、HDDへのアクセス回数を減らすことで消費電力を抑え、バッテリーの長時間使用も可能になるという。新バージョンでは、高速化したいアプリケーションの優先リストをユーザーが指定可能となったほか、各アプリケーションのキャッシュ状況や使用率、優先度の設定などが確認できるようになった。

高速化アプリケーションの設定

キャッシュ状況の確認