Genterpriseは、テレビ東京系で放送中の特撮テレビドラマをベースに、5pb.がニンテンドーDS向けに企画・開発した『ケータイ捜査官7 DS バディシークエンス』を2009年3月26日に発売する。価格は5,040円。

本作においてプレイヤーは、対サイバー犯罪の組織のエージェントである主人公・網島ケイタとなり、フォンブレイバー(携帯電話型ロボット)セブンのバディ(相棒)として、TVシリーズを追体験していきく。ひとつのエピソードは、会話画面で進行し、いくつかのミッションをミニゲーム形式でプレイ。それをクリアすることによって事件が解決し、次回のエピソードへと進む。ストーリーはTVシリーズ全話から選りすぐった15話を収録。さらに、フォンブレイバーの決め台詞などの音声を任意に再生できるようになっており、ゲームの進展によってセリフの数が増加する。

■DS『ケータイ捜査官7 DS バディシークエンス』ストーリー概要
無気力に日常を送っていた主人公の高校生・綱島ケイタ(ゲーム中の名前はプレイヤーの任意)は、とある事件に巻き込まれてしまう。そこで事件を捜査していた動くケータイ、フォンブレイバー・セブンとその相棒・滝本という男に出会う。なりゆきからケイタは事件解決に貢献したが、彼をかばって滝本が重傷を負ってしまう。彼らは、対サイバー犯罪組織アンダーアンカーのエージェントであったが、自分が誰かの為に役立つことができると自覚したケイタは、負傷した滝本に替わり、捜査に加わることを志願した。いくつもの事件を解決してゆくうちに、セブンとの友情が芽生え、深い絆で結ばれてゆく。その一方、フォンブレイバーにまつわる大きな陰謀が露見し、物語は大きな山場を迎えてゆく……。


登場キャラクターを紹介

■フォンブレイバー
アンダーアンカーが開発した携帯電話型ロボット。意志を持っており、特定の人間をバディ(相棒)として活動する。携帯電話形態のモバイルフォーム、ロボット携帯のアクティブフォームと変形し、ネットワークへの介入も可能で、ネットワーク犯罪制圧に力を発揮する。また、ブーストフォンを着信(合体)し、特定の機能を強化して活動できる。

●セブン
主人公をバディとするフォンブレイバー。論理的思考と指導者的口調で何かと口うるさい面があるが、心根はやさしく、更に熱いところがある

●ゼロワン
アンダーアンカーが開発した初のフォンブレイバー。過去に3人のバディを失っている。人間と関わりについての答えを求めて失踪していた

●サード
アンダーアンカーのエージェント・桐原をバディとするフォンブレイバー。礼儀正しく口調も丁寧。腰が低い。ウィルス恐怖症

■ブーストフォン
フォンブレイバーをサポートする携帯電話型ロボット。フォンブレイバー同様、モバイルフォームとアクティブフォームがあり、さらにフォンブレイバーと着信(合体)して特定の機能を強化する。フォンブレイバーが身に着ける形になる為、合体することを着身と呼ぶ。シーカー、グラインダー、スピーカー、アナライザー、デモリッション、メディックのほか、ノートPC型のソリッドがある(いずれもゲームに登場する)。

●ブーストフォンシーカー
モバイルフォームはストレートタイプの携帯電話の形態をしている。カメラ機能を強化し、電波可視化、光学顕微鏡機能なども持っている

●シーカーを着身したセブン
シーカーのカメラ機能により収録した画像をフォンブレイバーが解析する能力がアップする

●グラインダーを着身したセブン
内蔵モーターを強化したブーストフォン・グラインダーを着身することで物体を振動破壊できる。また電磁波により分子を振動させ破壊することも可能となる


ゲームの流れをチェック

各エピソードは、ストーリーを読み進めるアドベンチャーパート(ADVパート)とミニゲームで進行する。

  1. ADVパート
  2. ミニゲーム / 事件解決に必要な行動(セブンを敵に接近させるなど)を行う。これはミニゲーム形式でのプレイとなる。
  3. ADVパート
  4. 戦闘 / 敵と戦う。ブレイブバトルというミニゲームで進行し、敵を倒すと事件解決となる。
  5. ADVパート

●ADVパート
会話シーンでストーリーが進展する。上画面では登場人物やフォンブレイバーの変形、合体アクションが表示される。

●ミニゲーム(バトルを含めて計8種類)

ブレイブスロー

ブレイブアクション

ブレイブクラッシュ

ブレイブショット

ブレイブダンサー

ブレイブバトル


6つのゲームモードを搭載

『ケータイ捜査官7 DS バディシークエンス』には、「メインシナリオ」「ミニゲーム」「メカファイル」「エージェント通信」ほか、合計6つのゲームモードが搭載されている。

メインシナリオ 物語を進めるメインのゲームモード
ミニゲーム メインシナリオでクリアしたミニゲームが、このモードでいつでも遊べるようになる
メカファイル ゲームに登場するメカの解説や変形アクションを見ることができる
エージェント通信 DSワイヤレス通信機能を利用して、ほかのDSと「エージェントコード」を使った通信を楽しめる。この「エージェントコード」とは、ゲームの進行によって得られる数値コードのことで、フォンブレイバーのセリフを再生するもの。ゲームの進行やエージェント通信によって次第にセリフが増えていく

このほかに、「エージェントコードリスト」やゲームのムービー再生をするモードが用意されている。また、ゲームを起動したときの画面はフォンブレイバーを模しており、ニンテンドーDSの上画面に表情が、下画面には番号キーが表示される。この状態で操作をしないでいると、フォンブレイバー・セブンらの表情がかわり、テレビでおなじみのセリフを喋る。

エージェント通信

メカファイル

待機画面

ゲームタイトル ケータイ捜査官7 DS バディシークエンス
対応機種 ニンテンドーDS
ジャンル 明日未来アドベンチャー
発売予定日 2009年3月26日
価格 5,040円
CEROレーティング 審査予定
(C) WiZ・Production I.G・バディ携帯プロジェクトLLP/テレビ東京
(C) 2009 5pb. Inc.※画面は開発中のものです。