映画『チョコレート・アンダーグラウンド』の初日舞台挨拶が1月31日、東京・渋谷で行われ、原作のアレックス・シアラーらが出席。シアラーの大ファンだという女優の上野樹里も駆け付け、公開を祝った。
舞台挨拶の途中からスペシャルゲストとして上野樹里が登壇。大好きな作家というシアラーに花束を贈呈した。「お会いするのは2年振り。先程プレゼントを頂き、逆チョコだと思ったら小さな写真立てでした(笑)」と上野。「アレックスさんの小説が凄く好きなんです。アニメになることでたくさんの方に知って頂けると思うと嬉しいですね。わかり易く楽しくてテンポ良く観れますよ」と絶賛していた。
そんな上野と再会を果したシアラーは、今回が初めての来日。「とても想像力に溢れていて日本的に仕上がっていますね」と映画について言及しながら「子供が小さかった頃、野菜を食べなくてチョコレートばかり食べていた子供に妻がそれじゃダメと言ったことが原作のアイデアなんです」と誕生秘話も語った。
同作は、イギリスの人気作家アレックス・シアラーが描いたファンタジー小説をアニメ化した作品。国民の無関心により選挙で勝利してしまった健全健康党が、チョコレート禁止法なる法律を発令。そんな悪政に勇気と友情を持って立ち向かう2人の少年と1人の少女の姿を描く。監督は浜名孝行。豊永利行、水沢史絵らが声で出演。西野カナが主題歌と挿入歌を担当している。