米GoogleがFirefox用「Google Toolbar 5」のBeta 2をリリースした。ユーザーがよくアクセスするWebページへのリンクを、新しいタブにサムネイルで一覧表示する機能が追加された。同機能は、GoogleのWebブラウザChromeにも採用されている。

Firefoxで新しいタブを開くとブランク・ページになるが、最新のToolbar 5のBetaではよく訪れるWebページへのリンクとなるサムネイル(最大9つ)と、最近ブックマークしたページ、最近閉じたタブなどが表示される。履歴から自動的に生成されるリンクにサムネイル表示したくないページが含まれる場合は、ユーザーが任意で削除できる。現時点で同機能をサポートするのはFirefox 3のみ。また一部のタブ拡張機能とのコンフリクトも確認されているそうだ。上手く機能しない場合は、ブランク・ページまたはユーザーが選択したページの表示などに設定可能だ。

Chromeの人気機能をFirefoxにも

最新Betaではこのほか、ヘブライ語やアラビア語向けの右から左へのテキスト表示のサポート強化、安定性と動作を向上させるバグ修正などが施された。