約35,000人のランナーが参加する一大イベント、東京マラソン。今年は3月22日に開催されるが、「今年はもっと"狭き門"--東京マラソン2009申し込みが過去最多」で約7.5倍の倍率となるほどの人気だ。

今回は、そんな東京マラソンに先だって開催されるマラソンイベントを編集部セレクトで紹介。東京マラソンに参加する人は大会前の調整として、初心者や惜しくも東京マラソンの抽選にもれてしまった人は、力試しにチャレンジしてみるのもいいだろう。自分の調子に合わせて、大会にエントリーしてみよう。

東京マラソン前の主な大会は以下の通り。

大会名 開催日 開催場所 締切
第2回 建国記念日だ!東京"名物"マラソン 2月11日 東京都 2月6日
第10回WRJ新春ランニング感謝祭 2月21日 東京都 2月2日
2009東京"1ヶ月前"マラソン! リハーサル観光走 2月21日 東京都 2月16日
第29回富士田子の浦マラソン 3月1日 静岡県 2月8日
TAKASAKI CITY 第18回はるな梅マラソン 3月8日 群馬県 1月31日
藍のまち羽生さわやかマラソン 3月8日 埼玉県 1月31日
24時間チャリティラン・ウォーク 3月7日~8日 東京都 1月31日
第42回 奥久慈湯の里大子マラソン 3月8日 茨城県 1月30日
第34回静岡駿府マラソン大会 3月15日 静岡県 1月30日
第14回ふじの里マラソン&第31回騎西町駅伝 3月15日 埼玉県 2月1日

2月21日に開催する「第10回WRJ新春ランニング感謝祭」は、「府中多摩川かぜのみち」を走る比較的平たんなコース。スタートは、府中多摩川かぜのみち4kmの表示地点からとなる。コースは、ハーフマラソン、10km、5kmを用意。同大会では、参加費から必要経費を除いた額を、"地球上から飢餓を終わらせる"活動しているWRJの運営費に充てるとしている。更衣室や温水シャワーは、体育館のものを無料で利用可能だ。

参加費は一般が2,000円、中学生以下が500円。定員は500人となっており、締切は2月2日となっている。申し込みは、RUNNET、もしくはスポーツエントリーのサイト上からエントリーするか、郵便振替口座に参加種目や住所、名前を記入して応募する。ゼッケン引換証は、申し込み確認後送付される。

自然豊かな風景を楽しみながら、走れる大会もある。3月8日に開催の「TAKASAKI CITY 第18回 はるな梅マラソン」は、梅の生産地として有名な榛名が舞台。ハーフマラソンでは、鳥川沿いを走りながら榛名山や梅の花を眺められる。そのほか、11km、5km、3km、2kmのコースを用意。ゴール後は、なめこ汁や甘酒、温泉入浴などの嬉しい無料サービスや賞品もある。申込みは、RUNNETのサイトから、もしくは郵便振替用紙にて受け付ける。募集定員は3,000人で、参加費は一般が2,500円、小・中学生が1,000円、親子ペア・夫婦ペアが3,500円となっている。

有名ランナーと走りたいなら、「第34回静岡駿府マラソン」はどうだろうか。3月15日に開催する同大会では、ゲストランナーとして元女子マラソン選手の増田明美さんが参加予定だ。コースは、ハーフマラソン、10km、5km、3.2kmを用意する。5kmコースでは、「5km高校生団体の部」を設け、1チーム3名以上で参加可能だ。チームの上位3位で合計タイムを競うルールとなっている。

参加者には、オリジナルスポーツグッズを参加賞として進呈。また、ハーフマラソン男女総合優勝者は中央ソウルマラソン、10kmの男女総合優勝者はKHB松島ハーフマラソンへ招待する特典もある。そのほかスタート地点の駿府公園には、富士宮焼きそばや静岡おでんなど、ご当地グルメを堪能できる。参加費は一般が3,500円、高校生が2,500円、中学生が2,000円、小学生が1,500円。申し込みは、RUNNETのサイトから、または静岡県内の郵便局から専用の振替用紙で応募することも可能だ。

参加してみたい大会は、見つかっただろうか。大会のなかには、締切が迫っていたり、定員になり次第締め切る大会もあるので、興味がある人はなるべく早めに申し込みをしよう。