QUAD FACE DESIGNを採用したP001(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製)

KDDIと沖縄セルラーは29日、au携帯電話の新製品「P001」(パナソニックモバイルコミュニケーションズ製)を発表した。背面パネルを4つに分割した「QUAD FACE DESIGN」が特徴の折りたたみ型の携帯電話。2月下旬以降に発売する予定。

P001は、約3.1インチフルワイドVGA(480×854ドット)の高色再現性液晶やワンセグ、おサイフケータイ(EZ FeliCa)、Bluetooth、GPSなど充実した機能を搭載しながら、厚さ13.3mmのスリムなボディを実現。バックライトと液晶パネルを改善した新型ディスプレイを採用したことで、色再現性(NTSC比)が従来モデル「W61P」の約1.8倍に向上している。

左から、エボニーブラック / キャンティレッド / グラシアホワイト

背面に搭載されたカメラは、約324万画素のオートフォーカス機能付き

端末を閉じた状態の本体下部。液晶面側には赤外線ポートが搭載されている

充電用のコネクター。蓋は開いた状態で動かすことができる

ヒンジ部分

イヤホンジャックとストラップ穴は本体の右サイドに搭載

テンキーには、押し間違いを防止します「レリーフキー」を採用。シートの下には、LEDが配置されており、暗い場面では文字が浮かび上がる。パナソニック独自の開閉機構「ワンプッシュオープン」も搭載する。

機能面では、ワンセグ、ワイヤレスミュージック、au Smart Sports Run&Walk、au Smart Sports Karada Managerなどに対応。このほか、メール送受信容量を拡大され最大2MBのメール添付送信が可能となった。通信面では、国際ローミング「グローバルパスポート CDMA」をサポートする。

本体の左サイドにmicroSDスロット

ワンプッシュオープン用のキーも搭載

本体最薄部は13.3mm。KCP+搭載の春モデルでは最も薄い端末となる

バッテリー部分。上部にUSIMカードスロットが搭載されている

W62P(画像左)との比較。ディスプレイサイズは2.9インチ(W62P)から3.1インチになった。輝度やコントラスト比が従来モデルの約1.8倍となり、緑色や赤色の再現性は「有機EL並み」(説明員)に高まったという。現段階でこの液晶を採用したパナソニック製品は「au向け端末のみ」とのことだ

(写真・キャプション/2106bpm K-MAX)

サイズ 約50×112×13.3 mm(最厚部17.1mm)
重量 約117g(電池装着時)
連続通話/待受時間 約230分/約270時間 (国内モード利用時)
メインディスプレイ 約3.1インチフルワイドVGA(480×854ドット)
サブディスプレイ 約0.4インチ (56×12ドット)有機EL
カメラ 有効画素数約324万画素
外部メモリ microSDカード
カラー キャンティレッド / エボニーブラック / グラシアホワイト