プレイステーション 3版とXbox 360版『ストリートファイターIV』は、アーケード版と同様のCPU戦が楽しめる「アーケードモード」だけでなく、家庭用移植にあたって、友人との対戦プレイには欠かせない「VSモード」や様々な練習に役立つ「トレーニングモード」、さらに様々な課題に挑戦する「チャレンジモード」などが追加されている。

プレイステーション 3版のメインメニュー画面。対戦は「ネットワーク対戦モード」から

こちらはXbox 360版のメインメニュー画面。対戦は「Xbox LIVE対戦モード」から。また、ここから「Xbox LIVE マーケットプレース」にジャンプ可能

VSモード

対戦プレイに特化したゲームモードが「VSモード」だ。プレイヤー同士での対戦だけでなく、キャラクターを指定しての対CPU戦や、CPU同士の対戦を観戦することもできる。マッチ数や試合時間の設定だけでなく、それぞれのプレイヤーにハンディキャップを設定することも可能。

画像左がプレイステーション 3版、右がXbox 360版の「VSモード」画面。特に大きな違いはない。ここではプレイヤー同士の対戦だけでなく対CPU戦もできる

ラウンド数や試合時間の設定も可能。思う存分対戦しよう

試合終了後は同じキャラで再試合かキャラを選ぶ直すかも選択可能

トレーニングモード

様々な技やコンボの練習をするためのモードが「トレーニングモード」だ。トレーニングメニューでは相手キャラクターの状態を立ち、しゃがみ、ジャンプなど細かに設定可能。さらにスーパーコンボゲージやリベンジゲージに関する設定(常にMAX等)や、方向キーとボタン入力の表示、コンボによる総ダメージなど、細かなデータも確認できる。

画像左がプレイステーション 3版、右がXbox 360版の「トレーニングモード」画面

チャレンジモード

提示される様々な課題に挑戦するのが「チャレンジモード」。「チャレンジモード」は制限時間内のステージクリアを目指す「タイムアタック」、規定の体力内でCPUキャラクターを何体倒せるかに挑戦する「サバイバル」、各キャラクターの基本技やコンボに挑戦する「トライアル」と、主に3つの項目に分かれている。全ての課題をクリアすることができるか!?

画像左がプレイステーション 3版、右がXbox 360版の「チャレンジモード」画面

<タイムアタック・サバイバルの流れ>

1.チャレンジするレベルを選択
まずは挑戦したいレベルを選択。開始直後はレベル1しか選択できないが、クリアしていけば新たなレベルも選択可能となる。レベルによってはゲージが使い放題など、特殊な条件が決められている場合もある(画像左がプレイステーション 3版、右がXbox 360版)

2.キャラを選んでゲーム開始
使用するキャラクターを選んだらゲーム開始。制限時間内に決められたステージ数をクリアしよう。なお、タイムアタックとサバイバルは、試合が1ラウンド制となっている

3.制限時間内に全ての敵を倒す
ステージをクリアすると、プレイ内容に応じた評価によってボーナスが与えられる。タイムアタックなら制限時間が増加するので、より高評価を狙っていこう

4.クリア条件を達成でレベルクリア
タイムアタックでは規定のステージ数を制限時間内にクリア、サバイバルは体力ゲージがなくなった時点で規定人数を倒してしていればクリアとなる。条件は徐々に厳しくなっていく

<トライアルの場合>

「トライアル」は、「タイムアタック」や「サバイバル」とは一風変わった内容になっている。相手を倒すというものではなく、技の習得やコンボ練習を主軸に置いているものだ。低いレベルの課題はかなりシンプルだが、高レベルになると、指が追いつかないような超絶連続技を決めろという課題も!

「トライアル」では技の入力やコンボの練習が可能(画像はプレイステーション 3版)

ギャラリー

ゲームをプレイしていくと、様々な要素がオープンされていく。ギャラリーではゲーム中に収録されている映像や、これまでに公開されたスペシャルトレーラー映像だけでなく、開発中に描き起こされた貴重なキャラクターのイラストなども見ることができる。コンプリートを目指そう。

貴重なイラストなども観賞できる「ギャラリー」(画像はプレイステーション 3版)

オプション

オプションではコントローラーのボタン配置やサウンドの調整以外に、ゲージ位置の調整も行うことが可能。体力ゲージとスーパーコンボゲージを別々に移動できるので、見やすい位置に配置しよう。

体力ゲージとスーパーコンボゲージの位置も調整可能(画像はプレイステーション 3版)

ネットワーク対戦モード

『ストリートファイターIV』は、ネットワークを使用した通信対戦に対応している(通信対戦およびランキングは同ハード間のみの仕様)。ネットワーク対戦は対戦結果がオンラインのランキングに反映される「ランクマッチ」と、対戦結果がランキングに反映されない「プレイヤーマッチ」の2種類がある。「ランクマッチ」では対戦に勝利すると得られる「バトルポイント」によってランキングが決められる。「バトルポイント」は強い相手を倒すほど多く得られるので、強敵にドンドン挑戦しよう。

画像左がプレイステーション 3版、右がXbox 360版の「ネットワーク対戦モード」画面

ネットワーク対戦に対応。オンラインのランキングに挑戦しよう

オンライン対戦の結果によって様々なメダルを入手できる

勝利すると相手の強さに応じたバトルポイントも得られる。弱い相手を倒してもポイントは得られない。強敵を探そう

対戦ロビーの作成と参加

「ネットワーク対戦モード」では、対戦ロビーの作成や対戦ロビーを作成しているプレイヤーの検索と対戦の申し込みが可能。対戦ロビーを作成する場合はラウンド数や試合時間、使用言語の設定などを行える。もちろん、対戦を検索する側も条件を設定して絞込みも可能。簡単にすぐ通信対戦をしたい場合は、クイックマッチを使えば対戦可能な相手をすぐに見つけることができる。

クイックマッチで対戦相手を自動的に検索してくれる

対戦ロビーの作成や対戦ロビーを作成しているプレイヤーの検索が可能

アーケード待ち受け

『ストリートファイターIV』では、通信対戦での待ち時間を感じさせない画期的な機能も採用。「アーケード待ち受け」と呼ばれる機能を有効にしていると、対戦相手が現れるまでアーケードモードで遊んで時間をつぶすことができる。対戦相手が現れれば、乱入対戦の演出とともに自動的にネットワーク対戦に切り替わる仕組みになっている。

「アーケード待ち受け」を"ON"にしていれば、アーケードモードで遊んでいるだけで通信対戦の準備が完了する

対戦相手が現れると演出とともに自動的にネットワーク対戦に!

ステータス編集

ネットワーク対戦では自分の称号やアイコンなどを設定することができる。選べる称号は、ゲームをプレイしていくことで増やすことができる。また、この項目では「アーケード待ち受け」での対戦に関する設定も行える。「アーケード待ち受け」をする前に、ここで「ランクマッチ」「プレイヤーマッチ」の指定や、ラウンド数設定などをしておくといいだろう。

自分の称号やアイコンなどを設定可能。「アーケード待ち受け」での対戦に関する設定も行える

お気に入りの称号を手に入れて、対戦時に表示

プレイヤーデータ

通信対戦での戦績やキャラクターの使用率、獲得したメダルの状況、ネットワーク対戦モードでのランキングを確認することができる。

プレイヤーレコード

キャラクターの使用率

獲得したメダルの確認も可能

プレイステーション 3版はHDDインストールに対応

なお、プレイステーション 3版のみゲームデータをHDDにインストールすることが可能となっている。これにより、アクセススピードが比較的速くなることが予想される。

プレイステーション 3版のHDDにインストール画面

ゲームタイトル STREET FIGHTER IV (ストリートファイターIV)
対応機種 プレイステーション 3
Xbox 360
ジャンル 対戦格闘
発売予定日 2009年2月12日
価格 8,390円 (プレイステーション 3)
8,390円 (Xbox 360)
CEROレーティング B (12才以上対象)
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