ペガシスは、同社のソフトウェアエンコーダー「TMPGEnc 4.0 XPress」上で、SpursEngine搭載機器を使用したハードウェアエンコードを可能にするプラグイン「TMPGEnc Movie Plug-in SpursEngine」を発売する。販売はダウンロードのみで行われ、4,980円。1月28日に発売開始する。

TMPGEnc 4.0 XPress

SpursEngineのパワーを使い、高速な処理が可能となっている

SpursEngineを導入した状態で「TMPGEnc Movie Plug-in SpursEngine」を使用すると、SpursEngineのエンコード回路の制御が可能となり、非常に高速なエンコード処理が行えるようになる。また、SpursEngineでは本来行うことができない音声エンコードや映像と音声のマルチプレクスが可能になる。

さらに、NVIDIA CUDAテクノロジを使用するフィルター処理との連携も可能となっている。この連携により、SpursEngine単独でのエンコード出力と比較して、200%以上の高速化を図れるとしている。

このプラグインでは、SpursEngineに搭載する超解像出力には対応しているが、現状ではその機能は使用不可能となっている。近日中にアップデートにて対応する予定だ。ただし、サポート対象外ながら、Leadtek社製の「WinFast PxVC1100」のみは暫定措置として超解像機能を使用することができるようになっているとのこと。