ひまわり証券は22日、FX「デイトレ口座」における米ドル / 円のスプレッドを3ポイントから2ポイントに引き下げる考えを発表した。デイトレード専用の「デイトレ口座」に人気が集まっていることを背景に、投資家の取引コストを縮小することで、さらなる取引の活発化を促進したい考えだ。2月2日より実施するとしている。

ひまわり証券FX総取引高における「デイトレ口座」占有率

同証券によると、昨年9月の大手外資系金融機関の破綻以降不安定な相場環境が続いたことから短期売買志向の投資家が増加しており、「デイトレ口座」における取引高は同証券FX取引高全体の60%にまで達しているとのこと。

スプレッドとは、投資家が売ることができる価格(ビッド)と買うことができる価格(アスク)の差のこと。業者の手数料に当てられることから、投資家にとってはスプレッドが小さいほど取引コストの削減になる。