ウィルコムおよびウィルコム沖縄は22日、音声通話向けPHSの新製品「BAUM(型番:WX341K)」(京セラ製)を発表した。女性をメインターゲットとしたストレートタイプのPHSで、洋菓子の「バウムクーヘン」をモチーフとしたデザインが特徴。寸法・重量は、約45×11.4×127mm・約90g。カラーバリエーションは、ホワイト / ピンク / パープル / ブラックの4色。3月下旬より販売を開始する予定。
BAUMは、ウィルコムでは初めて「おサイフケータイ(ウィルコム ICサービス)」を対応したPHS。電子マネーやクレジットカードなどの金融系サービスの利用のほか、オンラインで電子マネーのチャージ、残高や利用履歴の確認が行える。また、おサイフケータイ対応の電話機同士をタッチするだけで、写真やアドレスなどを交換できる「ICデータ通信」が利用できる。
ディスプレイは2.4インチワイドQVGA(240×400ドット)液晶を搭載。モバイルカメラは、マクロ撮影機能を備えた有効画素数197万画素カメラを搭載する。
機能面では、Flash Lite 3.1を搭載。動きのある待ち受け画面やメインメニューなど、好みに合わせてカスタマイズが可能だ。文字入力エンジンは「iWnn(あいうんぬ)」を採用した。このほか、ウィルコム ガジェット、デコラティブメール、赤外線通信、最大2GB のmicroSDカードなどが利用できる。連続通話時間は約6時間、連続待ち受け時間は約560時間。