スクウェア・エニックスのアーケード用オンライントレーディングカードゲーム『ロード オブ ヴァーミリオン』。その初の公式全国大会となる「Over the LORD~第1章 狂宴への招待状~」が11日、品川プリンスホテル・ステラボールにて開催された。

会場には1次予選の店舗大会、2次予選のエリア大会を勝ち抜いた24名の選手が全国から集結。初代チャンピオンを目指した熱戦の結果、関西Bエリア代表、新藤景選手が優勝し、1,200人のファンの前で初代「狂乱神」の称号を獲得した。

2008年11月より全国各地で行われてきた公式大会が、ついにクライマックスのステージへと到達!

大会の模様から。約1,200人が観戦に詰めかけ、入場制限がかかるほどの盛況ぶりとなった

軽妙なトークで長時間の大会を盛り上げ続けた解説陣。左よりfan114氏、ノイ氏、上原利之氏

出場選手のなかには可憐な女性選手も! 激戦区、東京Aエリアを勝ち抜いたエヴァンゼリン選手。惜しくも準々決勝で敗退したが、客席からは大きな声援が送られた

午前と午後の試合の間に行われたトークセッションから。音楽を担当した植松伸夫氏(右)は本作がアーケード用ゲームということで、騒音に埋もれないロックを意識したとのこと

いよいよ決勝! 組み合わせは、関西Bエリア・ビデオシティリノ代表・新藤景選手(左)と東海Bエリア・岐阜レジャーランド穂積店代表の神無月@超ノーマナー選手(右)

新藤選手の対戦記録。1,000戦台の選手も多い中、4,000戦以上をこなし勝率も8割以上という驚異的な数字

神無月選手の対戦記録。こちらも勝率8割以上。メインデッキも6枚中4枚が新藤選手と同じカード。同タイプの対決はどちらに軍配が上がるのか?

残り29カウントで新藤選手全滅(左)。一方の神無月選手も勝負を決めるアルカナストーンゲージがあとわずかに!(右)

激戦を制したのは新藤選手(右)。あらゆる状況を勝ち抜いてきた場数の多さが、紙一重の戦いの命運を分けた

優勝した新藤選手。柴貴正プロデューサーよりトロフィーのアルカナストーンが贈られた

さらに公式大会優勝者だけが名乗ることを許される称号としてスタッフより「狂乱神」が贈呈された。王者を超えた神が誕生した!

惜しくも準優勝となった神無月選手。力を出し尽くしての勝負とあって、さわやかな表情

神無月選手ほか、決勝大会に出場した23名の選手には「狂乱の使徒」の称号が贈られた。大会後、全国に散った狂乱の使徒と戦える日を心待ちにしてほしい


新シリーズ『新たなる胎動』がスタート

表彰式終了後、ご大会翌日にスタートする新シリーズ『新たなる胎動』の特別プレビューが行われた

スクウェア・エニックス作品とクロスオーバーした新規キャラが新バージョンにも登場。こちらはXbox360用ソフト『ラストレムナント』より覇王

同じく『新たなる胎動』に新規参戦するクロスオーバーキャラ、「ヤングガンガン」にて連載中のマンガ『黒神』よりクロ

『新たなる胎動』では「エクストラコモンカード」というコモンカードの光沢バージョンが排出される。ステータスは同じなのでこれまでのバージョンを使い込んでいる人も安心

来場者にプレゼントされた大会特製Tシャツ。出場選手、すなわち「狂乱の使徒」たちの名前がプリントされたプレミアム感あふれる1枚となっていた

販売ブースもご覧のにぎわい。会場内も会場外も盛り上がるイベントとなった。その中でも特に人気の高かったのが「ロードオブヴァーミリオン オフィシャルカードケースG(使い魔カードPRアサシン付き)」(右)。2月7日からは一般販売も行われる

大会でアナウンスがなされた新バージョン『新たなる胎動』は現在すでに稼動中。また柴プロデューサーによれば第2回全国大会も予定しているとのことなので、腕を磨き、新バージョンをやり込んで次回大会に備えて欲しい。『ロードオブヴァーミリオン』プレイヤーの戦いはまだまだこれからだ!

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