Flex Builder 4でCatalystプロジェクトを開く
デザイナがCatalystで作成したプロジェクトは、拡張子が「fxp」となる単一のファイルにパッケージングされる(「Flex Project」の略。このファイル形式は、どうやらFlex Builder互換のプロジェクトフォルダを単純にzipアーカイブしたもののようだ)。このファイルは、Flex Builderの次期リリースである「Gumbo」でも開くことが可能だ。
Gumboを立ち上げ、Fileメニューをクリックすると「Import FXP」という項目があるのに気付く。これをクリックすると、Catalystで作成したfxpプロジェクトをインポートすることができる。
インポートした結果、fxpファイルは所定のディレクトリに展開され、Flexプロジェクトとして問題なくオープンできるようになる。Catalystで作成したMXMLファイルをデザインビューで見てみると、Catalystでプレビューしたのと全く同じように表示できる。
今回開発者が行うのは、NEXTボタンとPREVIOUSボタンに対してクリック時の振舞いを追加することだ。これらのボタンコンポーネントをデザインビューで選択し、イベントハンドラを追加すると、MXMLファイルに結果が反映される。
あとはこのイベントハンドラに、写真の切り替えを行うためのコードを追加すれば完成だ。