オムロンヘルスケアはこのほど、生活習慣に関する意識調査「健康管理、実行していますか?」の調査結果を発表した。調査は2月1日から始まる「平成20年度生活習慣病予防週間」に先立ち行われたもので、2008年12月26日~28日の期間中、30代~50代の男女1,200名を対象に実施された。

同調査で「メタボリックシンドローム」という言葉を知っているか尋ねたところ、90.3%(1,083人)が「知っている」と回答したほか、9.7%(117人)が「聞いたことがある」と回答。2006年1月の調査発表開始以来、初めて「聞いたことがない」との回答が0人となったという。この理由には、昨年からメタボリック検診が始まったことなどから度々ニュースなどで取り扱われ、一般の認知度が高まったことが考えられる。

また、現在の自分の状態(体重)をどう思うかの質問では、男性の56%(336人)、女性の41.6%(250人)が、自分自身を「太りすぎ/太っている」と回答。女性より男性のほうが、自分を「太っている」と感じているという興味深い結果になった。

さらに「ダイエットの必要性を非常に/やや感じている」人のうち、男性の54.7%(240人)、女性の62%(264人)が「実際にダイエットの努力をかなりしている/まあしている」と回答。年代別では、特に40代男性において「努力をかなり/まあしている」が、昨年度の50%から大幅増の56.5%に上っており、この年代の男性がメタボリックシンドロームに高い関心を持っていることが推測される。