全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)は19日、関西-中国・大連便(ANA)などの国際線計7路線を休止・減便すると発表した。世界的な経済不況による旅客便需要の低迷を受けた措置だという。
ANAは、週5往復運航の関西-大連便を2月12日から、週2往復運航の関西-大連-瀋陽便を2月14日から休止することを決めた。また、2月2日から成田-ムンバイ便を毎日1往復から週3往復(日・月・火)に、2月5日から成田-上海便を毎日3往復から毎日2往復にそれぞれ減便する。
JALは2月10日~3月28日の期間中、成田-上海便を毎日4往復から毎日3往復に、成田-北京便を週19往復から週14往復に減便するほか、1月20日~3月28日まで成田-バンコク便を毎日3往復から毎日2往復に減便する。JAL広報部によると、成田-上海/北京路線、成田-バンコク路線ともに、利用者が以前より1割ほど減少していたという。