京王電鉄と東京都交通局は2月7日、ヘッドマーク付きの臨時急行列車「高尾山冬そば号」を運転する。京王電鉄と高尾山周辺のそば店などが開催する「高尾山の冬そばキャンペーン」に合わせた企画で、使用車両は6000系10両編成の予定。運行区間は都営新宿線大島駅から京王線高尾山口駅まで。都営新宿線から京王線に乗り入れる定期列車は、つつじヶ丘駅止まり、または相模原線に直通するため、都営新宿線から高尾山口駅への直通列車は珍しいという。

昨年の「高尾山冬そば号」は9000系車両を使用した

同列車は都営新宿線大島駅9:40発、終着の高尾山口駅に11:17着。途中停車駅は大島、森下、馬喰横山、神保町、市ヶ谷、新線新宿に停車。京王線内は初台、幡ヶ谷、笹塚、明大前、桜上水、千歳烏山、つつじヶ丘、調布、東府中、府中、分倍河原、聖蹟桜ヶ丘、百草園、高幡不動、北野、めじろ台、高尾。なお、北野駅 - 高尾駅間の車内で「乗車記念オリジナル手ぬぐい」をプレゼントするという。同手ぬぐいには高尾山薬王院 参道の赤灯篭がデザインされており、配布数は1,000枚の予定(ただし車内の混雑状況によっては配布しない場合もある)。

乗車記念手ぬぐい

同社によると、高尾山では24日~3月31日、「高尾山の冬そばキャンペーン」を実施する。京王線・井の頭線全駅で配布する「高尾山そばマップ(割引クーポン券付き)」を持参すると、高尾山の協賛店でそば・うどん代の割引サービスなどを受けられるとのこと。「高尾山冬そば号」の運転日となる2月7日は、高尾山薬王院境内において高尾山献上そば行列を行うという。