紹介人数で業界首位のサービスNozze(ノッツェ)を運営する結婚情報センターは15日、「夫婦喧嘩と仲直り」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は全国の20代~60代の既婚男女660人(男女比同じ)を対象に、インターネットによって昨年12月に実施された。

調査によると、配偶者とのケンカの原因の第1位は「態度・価値観」(27%)。やはり価値観の相違は相容れないものがあるようだ。次いで「子ども関係」、「家事関係」、「生活習慣関係」、「家計関係」と続いた。

ケンカしてから仲直りするまでの時間では、「寝て、起きたら仲直りしている」とした人が最も多く45%。2位は「即日」(25%)だった。逆にとらえると、すぐに仲直りできない夫婦は別れてしまうためにこうした調査対象には含まれないということか。

注目の質問「仲直りするときにどちらから歩み寄るか」では、「夫」の64%に対して「妻」は36%にとどまり、圧倒的に夫が折れる家庭が多いことを示した。男性の懐の広さを示しているのか、はたまた女性の強さを反映しているのかは定かではない。

なお、「仲直りの秘訣」への自由回答では「とりあえず夫に謝ってもらう」といったものから「初心に帰る」「いってらっしゃいのキス」「メールで謝る」「とことん話し合う」「私も悪かった、という謙虚な気持ちを忘れない」など夫婦円満のための各家庭の知恵が多く寄せられたという。

「配偶者とケンカする頻度が最も高い話題を教えてください」
Nozze調べ

1位 態度・価値観 27.3%
2位 子供関係(学校・教育方針など) 15.3%
3位 家事関係(掃除洗濯・整理整頓など) 13.5%
4位 生活習慣関係(飲酒・食事など) 10.9%
5位 家計関係(給料・使途・お小遣いなど) 10.4%
6位 親・親類関係(同居・介護・相続・法事など) 8.4%
7位 休日・余暇関係(過ごし方・旅行など) 5.7%
8位 仕事関係(残業・共働きなど) 3.2%
9位 食事関係(分担・味付けなど) 1.7%
10位 異性関係(浮気など) 1.0%
11位 車関係(購入・買い替えなど) 0.5%
12位 自宅関係(新築・内装・転居など) 0.3%
その他 1.7%