ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンケアカンパニーはこのほど、20代・30代の男女600人のコンタクトレンズユーザーを対象とした「花粉症についての意識調査」の結果を発表した。

同調査は、使い捨てコンタクト「ACUVUE(アキュビュー)」を提供する同社が2008年12月に、最近1年以内に花粉症の症状を感じたことがあり、週に3~4日以上コンタクトレンズを装用している全国のコンタクトレンズユーザーを対象に実施した。調査によると、花粉の飛散時期にもコンタクトレンズを装用している人は、頻度を抑えて装用している人も含めて96.5%に上った。そして、できれば飛散時期もコンタクトレンズの装用を継続したいと考えている人も88.3%と非常に高い結果となった。

その理由とは、「面倒だから」や「装用を中止してもアレルギー症状に違いがないように感じるから」が上位を占める一方、最も多かったのは「めがねを使用したくない(見た目が気になる)」(47.2%)という外見を意識した回答。「花粉症の症状に悩みながらも、見た目や普段のライフスタイルを変えずに過ごしたいと望んでいる人が多い」と同社は見ている。

一方で、花粉の飛散時期に眼科を受診するコンタクトレンズユーザーはわずか18%。自己流のケアで「目を洗う」が63.8%と多いが、症状を悪化させてしまうこともあるとのこと。ユーザーにとってはレンズを清潔に保つことが最も重要なポイントで、1日使い捨てタイプのコンタクトレンズには、その日の症状によってめがねとの使い分けができるメリットもあるという。同社が提供する花粉情報はこちら