サイバーフロントは、『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド<特別編>』をプレイステーション・ポータブル向けに完全移植。『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド<特別編>ポータブル』として、4月9日に発売する。価格は通常版が3,990円、限定版が6,090円となる。

メインビジュアルイラスト / 山口恭史

『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド<特別編>』は、1997年にリリースされた『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド』に新規シナリオなどの要素を追加したもので、2006年3月にプレイステーション 2向けソフトとしてリリースされたタイトル。今回発売されるPSP版はその完全移植版で、「高画質、高品質のイラスト」「操作が簡単でビジュアルノベルでのエヴァのサイドストーリー」「オリジナルキャストによる音声」といった特徴もきっちりと押さえられている。

■『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド<特別編>』ストーリー概要

戦いの中に秘められた、もうひとつの物語。
満月の夜に第3新東京市を謎の爆撃が襲う。しかし奇妙なことにネルフは出動を命じられない。使徒とは違う、別の敵が……? その翌朝、シンジたちのクラスに1人の美少女が転校してくる。
名前は霧島マナ。彼女は、シンジに急接近を試みる。
ネルフとエヴァの情報をねらうスパイではないかと疑うアスカ。しかしシンジの心は、マナの率直すぎる行動に揺れ動いていた……。

本編のサイドストーリーとなる本作は、橋本立郎監督の完全監修による、当時のエヴァンゲリオンのスタッフが作り上げた、先駆的なビジュアルノベル。作画監督に、劇場版も手がけた平松禎史氏、ゲームオリジナルキャラクターデザインは貞本義行氏、ゲームオリジナルメカニックデザインは山下いくと氏という、豪華メンバーが名を連ねている。選択によって展開がさまざまに変化するマルチシナリオシステムが採用されており、レギュラー声優陣も総出演となっている。

「特別編」では、新たなシナリオ2本とED1本が追加されているほか、エヴァンゲリオンのデザイナーである山下いくと氏が、ゲーム用にデザインしたメカ「雷電」が動く3Dムービーが追加されている。もちろん、今回リリースされるPSP版も、これらの要素を完全網羅。さらに、レターボックス画面への高画質対応が図られており、PSP-2000/3000のプログレッシブTV出力へもきっちり対応しているほか、オートセーブ機能をサポートしている。ただし、PS2版でサポートされた「DOLBY PRO LOGIC II」には対応していない。

オリジナルメカ「雷電」が3Dの超美麗ムービーで動き出す

なお、PSP版にはゲームソフトのみの「通常版」のほか、「オリジナルパスケース(綾波Ver.)」と「オリジナルリールキーホルダー(アスカVer.)」を同梱した限定版も用意される。

ゲームタイトル 新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド<特別編>ポータブル
対応機種 プレイステーション・ポータブル
ジャンル ビジュアルノベル
発売予定日 2009年4月9日
価格 3,990円 (通常版)
6,090円 (限定版)
CEROレーティング B (12才以上対象)
(C) カラー・GAINAX (C) CYBERFRONT