結婚相手紹介サービスを展開するパートナーエージェントはこのほど、28歳~44歳の結婚適齢期の未婚男女1,202人を対象に「年末年始をどう過ごしたか」についてのアンケートを実施した。
アンケートで「年末年始の休暇は誰とどうやって過ごしましたか?」と尋ねると、9連休の長期休暇を取得する人も多かった年末年始で、円高の影響で低価格のツアーも提供されていたものの、友人や恋人と国内・海外旅行に出掛けた人はそれぞれ10%にも満たない少数だった。大半は「実家へ帰省」か「一人で過ごす」と回答し、実家へ帰省した割合は年代別に見ると、20代で34%、30代で35%、40代で27%。一人で過ごした割合においては、20代・30代ともに42%で、40代になると51%と過半数を超えた。40代では「仕事」の割合が16%と、他の年代よりも多い結果となった。
年末年始に一番気が重かった事で最も多かったのは、「大掃除」や「年賀状書き」を抑えて「また一つ年が重なること」となった。さらに、「来年の今頃はこんな風になっていたい」姿として5つの選択肢を用意したところ、男性は圧倒的に「仕事がうまくいっている」(47%)が多かったのに対し、女性は「痩せている」、「恋人がいる」、「結婚が決まっている」、「仕事がうまくいっている」の4つがほぼ均等に分散した。同社は「景気後退の今だからこそ、仕事をより充実させたい男性と、より自分を魅力的に磨くことに注力したい女性の意識の差が現れているとも言えそうだ」と分析している。
なお、もらった年賀状で印象的だったのは、友人からの「結婚」や「出産」に関するものの印象が良くも悪くも強かったよう。特に「ずっと音信普通だったのに、いきなり来た年賀状が結婚報告だった」といった類の回答が多く、その行為があまり良い印象を持たれていない事も伺える。