象印マホービンは15日、真空内釜圧力IH炊飯ジャー「極め炊き」シリーズの新モデル「NP-RB05」を発表した。発売は21日で、価格は5万2,500円。

極め炊き「NP-RB05」 ステンレスブラウン

同製品は、お茶碗1杯から3合まで炊くことができる小容量のIH式炊飯器。2008年3月に発売した「NP-RA05」の後継機となり、新たに「熟成炊き」メニューを追加している。熟成炊きでは、従来よりも予熱時間を長く取ることで、じっくり水を浸透させて米のα化を促し、うまみ成分である還元糖を従来の約2.3倍にするという(「熟成炊き」メニューと「白米ふつう」で炊いたときの溶出還元糖量測定値 東京農業大学調べ)。蒸らし機能には、圧力をかけ釜の中心まで高温にし、余分な水分を飛ばす「うまみ圧力蒸らし」を搭載した。

また、「3段圧力」炊飯を採用しており、しゃっきりとした仕上がりの「1気圧(100℃)」、ごはんのおいしさの基準となる「1.15気圧(104℃)」、もちもちとした食感の「1.2気圧(105℃)」の3種類から選択して、米の粘りや弾力などを炊き分けることもできる。内釜には、炊きすぎや炊きムラを抑えて、外に熱を逃さない「真空かまど釜」を採用した。サイズは230(W)×195(H)×320(D)mm。重量は4.1kg。消費電力は700W(炊飯時)。