世論調査サイト「世論調査.net - みんなの声!」では、現在「定額給付金」の使途予定についての調査が実施されている。途中結果によると、定額給付金が支給されたら「全額消費する(購入、返済含む)」が約45%、「意識することなく生活費として消える」が約30%(いずれも記事執筆時点)となっている。一方で「貯金する」は約18%にとどまり、この調査では消費する予定の人が多数派である結果が示されている。
しかし、"消費する"と回答した人も「旨い飯でも食ってお終い」「貯蓄に回すほどゆとりはない」「あぶく銭だから競馬に使う」など、"捕らぬタヌキの皮算用"ながらネガティブな意見が多いようだ。反対に、実現するなら「景気の刺激になる使い方を教えて欲しい」「さっさと給付しないと経済対策としての効果が薄くなってしまう」など、混乱が続く国会審議を横目に建設的な発言も。
使途はともかく、政策そのものに対しては厳しいコメントが非常に多い。だが殺伐とした社会情勢の中、「いつも支えてくれている嫁さんに、たまにはいいもの食べに連れて行ってあげたい」なんていうちょっとした心の潤いには効果があるかもしれない。
同調査は2月5日まで実施されている。