千代田区の日比谷パティオ特設会場にて17日より、オランダ人アーティストであるテオ・ヤンセン氏の作品を集めた展示会「テオ・ヤンセン展 -新しい命の形-」が開催される。ヤンセン氏の展示会がアジアで開かれるのは今回が初となる。入場料は1,500円(小学生以下無料)。開催期間は4月12日まで。
1948年、オランダ・スヘーヴェニンゲンで生まれたヤンセン氏は、1975年より画家活動を始め、1990年より「ストランドビースト(オランダ語で砂浜生物の意味)」と呼ばれる、プラスティックチューブで作った動くオリジナル動物の制作を開始。これらは骨格のような外観を持ち、風力を動力源に自ら歩き出すという独特な魅力を放つ作品だ。
今回の展示会では、ヤンセン氏自身が"生物"と称する「ストランドビースト」たちを一挙公開。風を受けると羽根が稼動しペットボトルに貯まる圧縮空気の力で動き出すという「Animaris Modularius」や、来場者が実際に作品を動かすことができる「Animaris Ordis」の2体をはじめ、大型作品計11体が展示される予定だという。このほか「テオのラボ」をコンセプトに、作品パーツや直筆スケッチなど、ヤンセン氏の世界観を体験できる多彩な展示物も公開予定だとしている。
「テオ・ヤンセン展 -新しい命の形-」概要
会場 | 日比谷パティオ特設会場 |
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期間 | 1月17日~4月12日 |
開場時間 | 10:00~21:00(最終入場は20:30) |
入場料 | 1,500円(小学生以下無料) |