ペンタックス(HOYA)は、エントリークラスのコンパクトカメラ「オプティオ (Optio) E70」を発表した。発売は2月6日。価格はオープンだが、推定市場価格は2万円台の見込み。
「オプティオ E70」は、単3形電池を採用するエントリーモデル「オプティオ E60」の後継機種。Eシリーズは簡単でわかりやすい操作が特徴だが、新たに大きく押しやすい「でかボタン」を、シャッターボタンや背面の各操作ボタンに採用した。また、液晶モニター上の各種アイコンも従来機種より一回り大きな表示に変更されている。
撮影シーンを判別し、7種類の撮影モードを自動に設定する「オートピクチャー」や、近接撮影時に自動でマクロモードに切り替えるオートマクロ機能も備える。さらに顔認識能も備え、最大32人。笑顔やまばたきを検出する。光学手ブレ補正機能は搭載されず、最高ISO6400の高感度撮影と電子式手ブレ補正機能でブレを防ぐ。電子式手ブレ補正機能は動画撮影にも対応する。高感度撮影「高感度ぶれ軽減モード」選択時では、記録サイズが5M(2592×1944ピクセル)に固定される。
主な仕様は、有効画素数は約1000万画素。レンズは沈胴式の光学3倍ズームレンズを搭載し、焦点距離は6.3-18.9mm(35mm判換算で約35-106mm相当)。11.2万ピクセル2.4型液晶モニターと約34.8MBの内蔵メモリーを搭載する。感度はISO 64〜6400。アルカリ電池使用時で最大約210枚撮影可能(CIPA規格)。サイズは97.5(W)×60(H)×23.5(D)、重量は110g(本体のみ)。