ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車に関する法令改正に対応し、PASシリーズ初の6.0Ahリチウムイオンバッテリーを搭載した上級モデル、「PAS(パス) リチウム M」と「PAS CITY-M リチウム」を3月6日に発売する。価格は「PAS リチウム M」が11万4,800円、「PAS CITY-M リチウム」が11万9,800円。
ヤマハは、電動アシスト自転車に関する法令改正に伴う新しいアシスト基準に対応したPASシリーズを先日発表しており、今回発表のモデルを加えて合計5モデルとなる。
今回の「PASリチウムM」「PAS CITY-M リチウム」の特長は、PASシリーズとして始めて6.0Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載したこと。従来はコンパクトな4.0Ah(S)と、大容量の8.1Ah(L)という2種類だったが、6.0Ahはその中間にあたる。選択しているギアと走行速度、踏力などの走行状況に合わせてアシスト力を制御する「S.P.E.C.3」などは先日発表されたモデルと同じ。フル充電時の走行距離は103km(ヤマハ調べ)。
「PAS リチウム M」はスタンダードなデザインで、走行距離とアシスト力の両立を図ったモデル。カラーはガーネットオレンジ(新色)、シルバー、アッシュゴールド、ブラックグリーンの4色が用意される。「PAS CITY-M リチウム」は、おしゃれなデザインと充実装備で子育て中の主婦を中心とした女性層に人気の高いモデル。カラーはブラックワイン(新色)、スモークピンク(新色)、チャコールグレー、パールアイボリーの4色となる。