3月7日公開の映画『ヤッターマン』で、深田恭子らが演じる「ドロンボー一味」のコスチューム姿が13日、初公開された。衣装はすべて本皮で作られ、総製作費は約5,000万円に上るという。
一味のボス・ドロンジョを演じる深田は「この衣装が出来上がるまで、顔の型をとったり、何度も衣装合わせを繰り返し改良していってようやくこの形になったので、一緒に作り上げていったという気持ちです。この衣装をすごく愛しています!」と気に入っている様子。深田自身も細部にわたってデザインのアイデアを出したという。
また、ボヤッキー役の生瀬勝久は「この衣装になるとボヤッキーにスッと気持ちが入っていったので、恥ずかしいという気持ちはあまりありませんでしたね」、トンズラー役のケンドーコバヤシは「この衣装のマスク制作のために全身の型をとられてしんどかったです。ここまでやるともうこの衣装含めて自分の私服に近い感じで(笑)、サラッとはおって撮影現場近くのコンビニにも行ったりしていましたよ」とそれぞれが振り返った。
『ヤッターマン』は、1977年より2年間放送された人気アニメ。正義の味方、ヤッターマンが、悪の一味、ドロンジョ、ボヤッキー、トンズラーの3人組を相手に"ドクロストーン"をめぐって、戦いを繰り広げるというコメディーだ。公開される実写映画では、ヤッターマン1号を嵐の櫻井翔が、2号を福田沙紀が演じる。