ガンホー・ワークスは、プレイステーション・ポータブル向け2D横スクロールシューティングゲーム『零・超兄貴』を2009年3月19日に発売する。価格は通常版が6,090円で、オリジナルサウンドトラックCDが同梱された初回限定版が7,140円。

「超兄貴」シリーズは、1992年に誕生したシューティングゲームで、筋肉ムキムキで個性的なキャラクターが多く登場するうえに、プロテインを巡る戦いという独特の世界観がカルト的な人気を博し、ゲームファンの間では"伝説のバカゲー"とも称される作品。その独特のゲーム観とマッチしたBGMも、ゲームのサウンドトラックとしては驚異的な枚数を売り上げるほどの人気となった。

この伝説の「超兄貴」シリーズからPSP向けに登場する最新作『零・超兄貴』のテーマは"原点回帰"。初代のPCエンジン版をつきつめて、その濃い世界観を更に濃縮させた内容となっている。BGMはもちろん超兄貴のサウンドを担当した「伝説の兄貴」葉山宏治が手掛けており、リメイクや書き下ろしを含む意欲作となっている。

■PSP『零・超兄貴』ストーリー
ビルダー星帝王「ボ帝ビル」(※1)亡き後……。
しばらくは平穏な日々が続いたが、ビルダー星系(※2)内のプロテイン枯渇が深刻化すると筋力によりプロテインを独占する輩が台頭し始めた。
第二のボ帝の誕生である。
この事態をいち早く察知したイダテンとベンテンは再び近隣のプロテイン採掘プラントを破壊しつつ悪を倒すことを決意した……。


※1 : かつてボディビルコンテスト10 連覇を果たした伝説の帝王。プロテイン採掘を目的とした近隣の星への無差別侵略を行い人々を苦しめが、イダテンとベンテンの活躍により阻止された。
※2 : 筋本位制のビルダー星系では筋肉によりすべての優劣が決定される。

テーマが"原点回帰"ということで、初代超兄貴のステージをベースに背景やキャラクターを一新(でもどこかで見たキャラクター)させた第一ステージをはじめ、音楽、効果、特典などなどファンなら思わずニヤリとしてしまう内容になっている。もちろんあの「男たちの象徴」メンズビームも健在だ。

初回限定版には、全BGMから厳選のうえ制作された「零・超兄貴オリジナルサウンドトラック」CDが同梱。ドイツとまったく関係ないのにドイツを思い起こさせるあの名曲から、「零・超兄貴!」の声が入ったあの名曲まで……、ファンならずともチェックしておきたいアイテムとなっている。

『零・超兄貴』おもな登場キャラクター

イダテン

ベンテン

アドン(左)とサムソン(右)

ゲームタイトル 零・超兄貴 (ゼロ・チョウアニキ)
対応機種 プレイステーション・ポータブル
ジャンル 2D横スクロールシューティングゲーム
発売予定日 2009年3月19日
価格 7,140円 (初回限定版)
6,090円 (通常版)
CEROレーティング B (12才以上対象)
(C) NCS/extreme (C) GungHo Works,Inc.