米Microsoftは、一時停止していた「Windows 7」β版の一般ユーザー向け配布を再開した。Windows 7の特設Webサイト経由で、「Beta download」コーナーからダウンロードできる。

Windows 7インストール中の様子。日本語の表示、入力とも問題ない模様

配布されているのは、日本語版を含む、Windows 7 β版のISOファイル。32bitバージョン(約2.46GB)と64bitバージョン(約3.19GB)とが用意されている。これらデータと、β版のライセンス認証を行うためのプロダクトキーの入手には、別途Windows Live IDへの登録が必要だ。

また日本語によるインストール手順解説が、「Windows 7: ベータ版のインストール」としてすでに公開されている。

Windows 7 β版の推奨環境は、32bitまたは64bitプロセッサ(クロック周波数1GHz以上)、メモリ1GB、16GB以上のHDD空き容量、DVD-R/Wドライブ、インターネット アクセス可能な環境。またAeroテーマを有効にする場合DirectX 9対応グラフィックス機能(メモリ128MB以上)が必要となる。

なお、これら条件はβ版固有のもので、Windows 7の最終バージョンでは変更される可能性がある。またあくまで評価版であるため、PCのクラッシュや重要なファイルや情報が失われる可能性があり、テスト用PCを用意しインストールを行うよう推奨されている。

インストール完了直後の様子。ビルドナンバーは7000

Windows Internet Explororは、バージョン8のβ(8.0.7000.0)となっている

Mac OS X用仮想化ソフトウェア「VMware Fusion」上にインストールしたところ。「VMware Tools」が自動的にインストールされた