2008年12月27日、東京・秋葉原にて、TVアニメ『まかでみ・WAっしょい!』のDVD発売記念イベントが開催された。今回のイベントは、同番組の公式サイトにて公開されている宮崎羽衣と福井裕佳梨がパーソナリティを務めるWebラジオ「羽衣と裕佳梨のまかでみ☆RADIO」の番外編となっており、小清水亜美と伊瀬茉莉也の2人がゲストに迎えられた。
イベントはまず、観客からの「まかでみ・WAっしょい!」という掛け声に呼ばれて、パーソナリティの2人、羽瀬川鈴穂役の宮崎羽衣とファルチェ役の福井裕佳梨が登場。オープニングトークもそこそこに、スペシャルゲストとしてタナロット役の伊瀬茉莉也と羽瀬川拓人役の小清水亜美が姿を現した。まずはゲストへの質問ということで、宮崎が『まかでみ・WAっしょい!』はリアルタイムで観ていましたか? と問いかけると、「放送局の関係でTVでは観れず、スタッフに送ってもらったDVDを観ていた」という伊瀬に対して、「ちょうど放送時間には家にいたので」という小清水。番組内で印象的だったのがハプシエル役の飛田展男とのことで、「本人が出ていなくても、絵が出てテーマ曲がかかるだけでもう笑っちゃってダメでした」(小清水)
2008年内にやり遂げたかったことについては、「今年はやりたいことは全部やれたので悔いなしという感じです」という伊瀬に対し、小清水は「占いで今年はすごく良い年だっていわれてたんですけど、これといって良いと言い切れない……」とちょっと不満の様子。酉の市でおみくじを引いたら"大吉"だったのに、書いてある内容はすべて悪いことだったそうで、「来年は"大吉"で良いことが書かれているか、中吉くらいでまだ上もあるよっていう望みがほしい(笑)」といいつつも、「今年は『まかでみ・WAっしょい!』に関われたので良い年だったと思います」と笑顔でまとめた。
鈴穂が普段スケッチブックを使って他人とコミュニケーションすることにちなんで、スケッチブックに描いた絵からお題を当てる「クイズ! スケッチ☆WAっしょい!」に4人で挑戦。左が福井、右が宮崎で、お題はもちろん(?)「牛」 |
トークの後は、番組内で行われていた、「クイズ! スケッチ☆WAっしょい!」と「まかでみ-1グランプリ!」の2つのコーナーに4人が挑戦。自由奔放に進行する宮崎と福井に、小清水がハラハラドキドキしながら的確に突っ込んでいくという図式がお約束となり、イベントの最後には伊瀬が、「今日のイベントに亜美さんが来て、『あ、(宮崎と福井の)2人っておかしいんだ』って初めて気付きました。MA♡chu♡RIなどでずっとこの2人と一緒でしたが、実はツッコミどころ満載なんだっていう新しい発見もありました(笑)」。小清水も「普段は突っ込み役に回ることは少ないんですけど、今日はツッコまないとダメだろうって覚悟してました。見えないハリセンが皆さんには見えましたか?(笑)。でも、こういうのもあるんだなって、いい経験と楽しさをもらいました」と笑顔でイベントを振り返った。
最後に、イベント終了後に4人が語ってくれたファンへのメッセージを紹介しておこう。
福井「今日は、言葉にしたくないのですが、みんなで出演する一番最後のイベントでした。本当に『まかでみ・WAっしょい!』は、作品もイベントも、一回一回が駆け抜けるみたいな感じで、最後というのは本当に寂しいのですが、でも最後じゃないような……。番組も、MA♡chu♡RIとしても、みんなで"WAっしょい!"した時間をこれからも心に温めて、"フォーエバー"という感じでいきたいと思います。今日はありがとうございました。楽しかったです」
宮崎「今回のキャンペーンを通して思ったのは、やっぱりコミカルで笑いの絶えない作品だけに、DVDを買ってくださったお客さんもすごくニコニコして、笑いとかがすごい好きな方が多かったなって印象を受けました。『まかでも・WAっしょい!』は、すごくやりたいことをやらせていただいた作品でした。本当にこのメンバーでキャスティングしていただいたことをすごくうれしく思っています。これからもDVDとかドンドン出てきますので、応援のほうよろしくお願いいたします」
伊瀬「約半年間、『まかでみ・WAっしょい!』に関わってきて、多くの共演者の方やスタッフの皆さん、そしてイベントに来ていただいたファンの皆さんと一緒の時間を過ごすことができて、本当に楽しかったです。これからも『まかでみ・WAっしょい!』は、DVDやCDなどが発売されていきますので、最後まで応援よろしくお願いいたします」
小清水「今日こういったイベントに参加させていただいて、作品自体も楽しい作品だったのですが、そのイメージを壊さないまま、このラジオもすごくドタバタで面白かったです。来てくださったお客さん方も楽しんで帰っていただけたのではないかと思っています。そんな『まかでみ・WAっしょい!』の世界に、アフレコが終わってからも、なお入れるというのはとてもうれしいなと思いました。これからDVDも発売されていくのですが、これを機に、皆様の応援によって第2期なんかがあったらいいなとちょっと期待しています(笑)。本当に心の底からそう思えるそんな作品でした。今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました」