「アバルト500」は、「フィアット500」をベースにしたスポーツモデル。この春から日本での発売を予定しているが、価格などは未定。
スペックも公開されたが、まだ欧州仕様のままで、日本仕様では変更の可能性もある。エンジンはDOHC16バルブの4気筒1,368cc。これにターボを組み合わせ、99kW(135bhp)/5,500rpmを発揮。フィアット500のスポーティモデルと比べて3割以上のアップとなる。トルクは206Nm/3,000rpm(SPORTモード時)。走行性能は、最高速が205km/h、0→100km/h加速は7.9秒。燃費は市街地および過密市街地で約15.4km/Lを記録するという。
トランスミッションは5速マニュアル。サスペンションはスプリングレートが高められ、車高も低くしている。ブレーキは前後ともディスク(フロントはベンチレーテッド)。タイヤはフロントが195/45R16、リヤが205/40R17を装着する。また、電動パワーステアリングも「NORMAL」と「SPORT」が切り換えられる。
「アバルト グランデ プント」も公開されたが、こちらは先の発表のとおり。