東芝ホームアプライアンスは9日、高い湿度と清潔な冷気で野菜の鮮度を保つ「プラチナ潤い鮮蔵庫 野菜収納名人」シリーズの新モデルとして6ドアフレンチドア(両開き)タイプの「GR-A47F」を発表した。発売は2月1日で、価格はオープン。推定市場価格は24万円前後。
GR-A47Fの特長は、野菜の鮮度を保つため、約95%の高湿度を実現する「i‐ツイン冷却」と、野菜の老化原因となるエチレンガス、アルデヒド系ガスなどを分解する「プラチナプラスユニット」を搭載した野菜室。また、野菜室の位置を腰の高さに合わせ、重量のある野菜も取り出しやすい「野菜真ん中レイアウト」設計のほか、開閉を円滑にする「アシストレール」を採用している。定格内容積は471L。
一方、同モデルの冷蔵室は、冷蔵・冷凍用の2つの温度で最適に冷やす「i‐ツイン冷却」と光触媒、プラズマ放電装置、プラチナオゾン触媒によって構成される「プラチナプラスユニット」により脱臭・除菌した湿度約85%の冷気で冷却するため、食品の乾燥やニオイ移りなどを抑え、鮮度を保ち、食材廃棄を減少させる効果もあるという。
さらに、電動タッチオープン機能搭載のフレンチドア(両開き)と、ドアポケット下段の高さを低くし、ペットボトルなどの重い食品も取り出しやすくした「ローベルトライン設計」を採用するなど使い勝手にも配慮したデザインとなっている。
本体サイズは、685(W)×1,818(H)×698(D)mmで、重さは99kg。年間消費電力量は、490/490kWh(50Hz/60Hz)。ボディカラーは、パールホワイト、シルキーステンレス、シルバーの3色が用意される。