英国の大衆紙・インディペンデントが8日、"最もいらつく近代の発明品トップ10"の調査結果を報じている。

同紙によると、調査は米国政府が行ったもの。その結果、最も嫌いな近代の発明品の1位は"カラオケ"で、回答者の22%がこれを挙げた。また、その理由として「カラオケは歌っている本人は楽しいけれど、それ以外の人はただ見ているだけ。人が歌うのを聴いているのは楽しくない」、「カラオケは反社会的な娯楽。歌いたいと思っている人が10人居たら、すなわち150人が苦痛を感じるということだ」といったコメントが寄せられているという。

その他、以下のランキングでは、2位に"24時間のスポーツチャンネル"(17%)、3位に"ゲーム機"(12%)、4位に"携帯電話"(11%)、5位に"目覚まし時計"(7%)などが並んだ。この結果について、同紙では英BBCの番組に登場した発明家のRob Law氏が「いらつくガジェットのトップ10を見ると、ほとんどが極めて大衆的になったものだ。発明品というのは、大衆から圧倒的な支持が得られるようになると、やがては疎ましがられ、超偉大な発明家としてそれを生み出した人はこき下ろされるようになるものだ」と語ったことを紹介している。

最もいらつく発明品トップ10

順位 最もいらつく近代の発明品 割合
1位 カラオケ 22%
2位 24時間スポーツチャンネル 17%
3位 ゲーム機 12%
4位 携帯電話 11%
5位 目覚まし時計 7%
6位 ヘアアイロン 5%
7位 インターネット 4%
8位 電子手帳 2%
8位 MP3プレイヤー 2%
9位 リモコン 1%