シマノは、特定地域で盛んに行われる"ご当地釣法"向けの船竿「ベイリア(Beyrea)」シリーズから、鹿島灘で行われる大型カレイ釣りに的を絞ったモデル「ベイリア・鹿島カレイ」2モデルを1月に発売する。鹿島灘特有のうねりといった過酷な自然条件下でも、大型カレイを喰わせて獲るロッドに仕上げたとのこと。
同製品は、うねりを克服するために竿の全長を210cmに設定し、そのストロークとタメの効く調子に仕上げたバットパワーで、大型カレイも喰わせて獲れる性能を確保したという。また、リアグリップを従来よりも90mm長く設定することで、竿尻を脇に挟み込んで両手でしっかり小突くことが可能とのこと。穂先にはグラスソリッドを採用しており、喰わせしろを持せた8:2の小突調子に仕上げることで、喰い渋る大型カレイを小突きで寄せて喰わせるといった一連の流れをスムーズにこなせるという。
オモリ負荷が30号から50号の「S210」と、40号から60号の「M210」の2モデルを用意。どちらもリールシートにマルチパーミングシートを採用した並継の2本継ぎ竿で、価格は2万8,500円(税別)となっている。