アイシェアは8日、20代~40代を中心とするネットユーザー男女396人を対象に行った「家事に関する意識調査」の結果を発表した。
同調査は2008年12月10日~12月12日の期間で実施。年中無休とも言える「家事」だが、中でも料理が得意かについては、自己判断で「得意」と「どちらかといえば」の回答を合わせて得意としたのは、男性で30.5%、女性は33.3%となり、男女差はそれほど大きくない。一方、掃除が得意かについては、得意としたのは男性が25.2%に対し、女性は19.9%。掃除に関しては男性の方が得意だと思っている人が多いようだ。
また、配偶者や恋人と同居している人を対象に、同居相手の家事に不満はあるかと聞いたところ、「ある」が17.3%、「ちょっとある」が35.3%で、合わせると、半数以上の52.6%がパートナーの家事に対する不満を持っているという結果となった。性別では男性が50.0%、女性は55.8%と女性の方がやや多め。年代別では20代が38.5%、30代が53.2%、40代が56.1%と、年代が上がるほど相手への不満度も高くなった。
自由回答で不満の理由を見ると、「すべて」(40代男性)、「なんにもできない」(30代女性)、「人任せ」(40代女性)、「ゴミ捨てや皿洗いをしただけで家事をしていると満足している」(30代女性)など、厳しい意見が続出。女性側からは家事への協力を求める声が多い一方、男性側からは「掃除をしろとうるさい」(30代男性)など家事協力要請に対する抵抗も多かった。さらに、「洗い物が下手、片づけが下手」(30代男性)など、女性の家事のやり方についての意見が複数あり、お互いの不満を解消するには少々努力が必要そうだ。