RAW画像では4,000枚以上を保存できるという大容量の「SDXC」

SDアソシエーションは8日、SDカードの新規格として大容量化、超高速化した「SDXC」(eXtended Capacity)を発表した。

これまでSDカードの上位規格となる「SDHC」の最大容量は32GBだったが、今回発表されたSDXCでは、最大2TBまで拡張。HD録画なら60時間分、一般的な圧縮画像であれば17,000枚を保存できるという。

また、データの読み取り/書き込みスピードは今年中に104MB/秒へ、最終的には300MB/秒まで向上させる予定。高速化技術は、SDHCやEmbedded SD、SDIOにも取り入れられるという。ファイルシステムにはマイクロソフトの「exFAT」を採用する。

なお、仕様書は2009年度の第1四半期中に公開するとしている。