NTTドコモは7日、iモードのトップページである「iMenu」を、従来形式を含め最大6種類の形式から自由に選択可能にすると発表した。対象となるのはiモード契約をしたFOMA携帯電話で、9日の午前9時から選択可能となる。
これまでは、一般的な機種の場合は通常のiMenuか英語のiMenuが選択でき、加えて「アクセス制限サービス」を利用中の場合は子供向けの「キッズiメニュー」を表示させることも可能だった。また、「らくらくホン」シリーズでは文字が大きく項目数も限定された「らくらくiメニュー」を利用することも可能だった。今回のサービス改訂後は、利用中のサービスや機種を問わず任意のiMenuを選択することができるので、一般機種の利用者も、らくらくiメニューなどを利用することが可能となる。
既に提供されていた通常iMenu、英語iMenu、キッズiメニュー、らくらくiメニューに加えて、新たに「シンプルiメニュー」と「アイコンiメニュー」が追加され、最大6種類からの選択が可能になる。シンプルiメニューは通常iMenuと項目は同じで、文字を大きくしたもの。アイコンiメニューは項目が横3×縦4の配列で表示されるもので、タッチパネルによる選択がしやすくなっている。
通常iMenu |
キッズiメニュー |
らくらくiメニュー |
シンプルiメニュー |
アイコンiメニュー(一部機種のみ対応) |
英語iMenu |
iモードブラウザがタッチ操作に対応するN-01A、SH-04A、PRADA Phoneの3機種は6種類すべてのiMenuに、それ以外のFOMA機種はアイコンiメニューを除く5種類のiMenuに対応する。
メニューの変更は、通常iMenuの場合「お客様サポート」ページ内の「各種設定(確認・変更・利用)」で可能となる。キッズiメニューでは「おうちの人へ」、らくらくiメニューでは「iMenuを変更する」からそれぞれ変更できる。
なお、従来キッズiメニューを表示するにはアクセス制限サービスの利用が必須で、キッズiメニューに掲載されているサイト以外に接続することはできなかったが、今回のサービス改訂により、アクセス制限サービスを利用しなくてもキッズiメニューの表示が可能となる。この場合、URL入力やブックマークを利用することでキッズiメニュー外のサイトへも接続できる。これは、キッズiメニュー利用時の表示内容を保護者が自分の携帯電話で確認するといった用途を想定したもので、子供の携帯電話ではこれまで通りアクセス制限サービスとキッズiメニューの併用が推奨されている。