リンクスインターナショナルは7日、Intel Core i7向けのGIGABYTE製マザーボード「GA-EX58-UD3R」を発表した。GIGABYTEのX58チップセット搭載マザーボードのラインナップとしてはローエンドとなる製品。店頭予想価格は23,800円前後で、発売は1月10日を予定している。

GIGABYTE製のマザーボード「GA-EX58-UD3R」

Intel X58 Expressチップセットを搭載しながら、2万円台前半という低価格を実現しており、Core i7を使って安くシステムを構築したい向きには最適と言えるだろう。ローエンドモデルとは言え、そこはX58搭載モデル、2オンス銅箔層を採用したGIGABYTE独自の品質規格「Ultra Durable 3」を採用している。

Ultra Durable 3は、Ultra Durable 2で採用した高耐久性・低電圧・省電力パーツに加え、従来の2倍となる2オンスの銅箔層を採用することで、より高い信頼性を実現したものだ。この銅箔層により、電気抵抗が大幅に低減されており、電力の損失や発熱を削減。オーバークロックに適しているという。

上位モデルGA-EX58-UD4からの違いは、メモリスロットがDDR3×6本から4本に削減されたことと、eSATAポートが省略されたこと。それ以外は拡張スロットの構成が異なる程度で、あまり大きな違いはない。省電力機能「Dynamic Energy Saver Advanced」などは引き続き搭載している。

■GA-EX58-UD3Rの主な仕様
フォームファクタ ATX
対応ソケット LGA 1366
チップセット Intel X58 Express + ICH10R
メモリスロット DDR3-2000+×4スロット(最大16GB)
拡張スロット PCI Express x16(2)/x4(1)/x1(2)、PCI(2)
ストレージI/O SATA×8、IDE×1、FDD×1
バックパネルI/O PS/2、S/PDIF、IEEE 1394×2、USB×8、LAN、オーディオ