ネットマーケティングを行うアイシェアはこのほど、未確認生物(UMA)に関する意識調査の結果を発表した。未確認生物とはツチノコやビッグフットなど目撃談やうわさではよく知られているものの生物学的に生存が確認されていない生物の総称。調査は20代から40代を中心とするネットユーザー男女430名を対象に、12月上旬にインターネットによって行われた。
調査では未確認生物の存在を信じているか聞いたところ、12.8%が「信じている」、52.3%が「存在していたらいいなと思っている」と回答。「実際に見たことがある」とした人3名を加えると、"肯定派"は65.8%に上った。
「存在を信じている(いたらいいなと思っている)生物」を複数回答形式で答えてもらったところ、トップは「ツチノコ」の59.1%。以下、「ネッシー」(57.4%)、「河童」(47.5%)、「ビッグフット(雪男)」(43.0%)、「人魚」(38.0%)と続いた。「ケサランパサラン」「スカイフィッシュ」「猿人」は20%台、「ヒバゴン」「チュパカブラ」「シーサーペント」「ニューネッシー」は10%台だった。
男女別に傾向を見ると上位3つは女性の支持が多く、中でも「河童」は男性の34.4%に対して女性は61.5%と熱い支持を集めた。一方、「スカイフィッシュ」「猿人」は男性の支持が多かった。年代別では40代に「ネッシー」を肯定する人が多く、65.8%の"支持率"。30代では「ビッグフット(雪男)」が44.6%、20代では「河童」が57.7%となどとそれぞれ他の年代よりも支持が多く、年代層によって信じる生物の好みが異なるという傾向が見られた。