パナソニックは6日、「DIGA」シリーズのBDレコーダー「DMR-BW950」「DMR-BW850」「DMR-BW750」「DMR-BR550」の4機種と、DVDレコーダー「DMR-XP15」「DMR-XP25V」の2機種を発表した。発売は2月1日で、価格はオープン。市場価格は、DMR-BW950が25万円前後、DMR-BW850が17万円前後、DMR-BW750が14万円前後、DMR-BR550が10万円前後、DMR-XP15が7万5,000円前後、DMR-XP25Vが10万円前後と予想される。

ワンセグ放送の同時録画機能を搭載、アクトビラビデオ・ダウンロードサービスにも対応したDIGAのBDモデル

BD機と同じ、第2世代アドバンスドAVCエンコーダーを搭載することで、5.5倍録画が可能になったDIGAのDVDモデル。片面1層のDVDに最大で約2時間10分のフルハイビジョン映像の記録が可能だ

新ラインナップは、「DMR-BW930/830/730」「DMR-BR500」「DMR-XP12/22V」の後継機種。DVD機も含むすべてのモデルに、従来はWチューナーのBDモデルのみに採用されていた、第2世代「アドバンスドAVCエンコーダー」を搭載。これにより、デジタル放送の5.5倍録画が可能となっている(従来機ではシングルチューナーのDMR-BR500とDVDモデルは4倍録画までしかサポートされていなかった)。

また、新たに「ワンセグ持ち出し」機能が搭載された点も大きな特徴。同機能は、地上デジタル放送を録画する際に、サイマルキャストで放送されている同チャンネルのワンセグ放送も同時録画するというもの。録画された番組は、SDメモリーカード、あるいはUSB経由で、携帯機器などに転送可能だ。Wチューナー機のDMR-BW950/850/750では、地上デジタル放送の2番組同時録画を行っている場合、ワンセグ放送も、2番組同時録画が可能。もちろん、携帯機器では映像を見ないという人は、この機能をオフにすることもできる(デフォルトではオフ状態)。なお、ワンセグ持ち出しは、ワンセグ放送がサイマルキャストで放送されていることが前提となっており、現時点では、ワンセグ放送が地上波とは別のコンテンツを流した場合への対応は行われていない。

本体サイズも、BD機では奥行きが239mmへと省スペース化が図られている。同社によると、薄型テレビに合わせた、奥行き30cmのラックに、ケーブルや端子なども含めてきれいに収まるように、このサイズを選んだとのことだ。

また、BD機では、「アクトビラビデオ・フル」と「アクトビラビデオ・ダウンロードサービス」にも対応。昨年末よりスタートした「TSUTAYA TVセル スルーサービス」などの録画/BDへのダビングが可能なコンテンツも利用できる。

HDD チューナー BD/DVD VHS i.Link入出力 アクトビラ ビデオ ダウンロード 対応 音楽 CD 録音 DLNA サーバ
DMR-BW950 1TB ダブル BD - 1系統2端子
DMR-BW850 500GB ダブル BD - 1系統2端子
DMR-BW750 320GB ダブル BD - 1系統1端子
DMR-BR550 250GB シングル BD - - - -
DMR-XP15 250GB シングル DVD - - - - -
DMR-XP25V 250GB シングル DVD - - - -