NTTドコモは、2008年12月26日に日本全国におけるFOMAハイスピードエリアの人口カバー率100%を達成したと発表した。
FOMAハイスピードは、同社が提供するHSDPAに対応した高速データ通信サービス。2006年8月31日から、東京23区で受信時最大3.6Mbpsの通信速度でサービスを開始し、同年10月末までに全国主要都市、郊外までエリアを展開してきた。2008年4月1日からは、通信速度を受信時最大7.2Mbpsの高速データ通信に対応している。
2006年8月31日のFOMAハイスピードサービス開始より、約2年4カ月で人口カバー率100%を達成した。なお、人口カバー率は、サービス提供エリアの広がり具合を示す指標で、市町村の役場が所在する地点で通信が可能か否かを基に算出される。