厚生労働省が発表した2008年人口動態統計によると、死亡数は114万3,000人で、2007年(110万8,334人)より3万4,666人増加した。死亡順位別でみると、悪性新生物が34万3,000人で最も多く、ついで心疾患(18万4,000人)、脳血管疾患(12万6,000人)と続いた。
2008年は死亡数が出生数を5万1,000人上回った。このマイナス幅は1947年の計測以来最大となる。死亡数が出生数を上回ったのは2005年、2007年に次いで3度目。2007年(1万8,516人)より3万2,484人減と推計されている。
出生数は109万2,000人で、2007年(108万9,818人)より2,182人増加。出生率(人口千対)は8.7となり、2007年の8.6を上回った。
※2008年は推計値。