カプコンより2009年2月19日の発売が予定されているWii向けゾンビパラダイスアクション『デッドライジング ゾンビのいけにえ』。今回は、主人公・フランクの生存を左右するPP(Prestige Point)について紹介しよう。
PPの獲得がフランクの生存を左右する
徘徊するゾンビは夜になると覚醒し、その凶暴性を剥き出しにする(攻撃力が増し、移動速度も上がる)。さらに昼間は日の当たらない場所に隠れていたゾンビも、周囲が闇に包まれると出現する数が増えてくるのだ。サイコもゾンビも入り乱れたこの地獄でフランクが生き延びるには、どうしたらよいのか? その鍵を握るのが「PP」だ。
PP(Prestige Point)とは、ゾンビやサイコ、カルト信者を倒す、生存者を救出する、モール内に設置されている仕掛けを作動させるなどの行動に対して与えられるポイントで、一定量たまると、フランクのレベルがアップする。レベルが上がると、攻撃力などの各種ステータスが上昇するとともに、所持できるアイテム数が増えていくのだ。
夜になると凶暴化するゾンビ達。闇に浮かぶ真紅の眼光が不気味である。特に生存者の救出はPPを大量に獲得できる絶好のチャンス。地獄でのサバイバルをスムーズにするため、積極的にミッションを受けてPPを稼ぎ、事件の真相に迫ろう。
自衛のために銃を撃つのは僕らの権利だよ、トーマス - Psycho : Man Hunter
フランクを苦しめるのはゾンビだけではない。極限状況におかれて狂気に陥った人間こそが、ゾンビ以上にフランクを苦しめるのである。ここではミッション中に遭遇することになる、地獄(パラダイス)で理性を失ったサイコたちを大公開!
■通称「マンハンター」ホール親子の場合
ゾンビが巣食うモールを訪れたロジャー、ジャック、トーマスのホール親子は、スナイパーライフルを使い、スポーツ感覚で道行くゾンビを打ち抜いていた。彼らが着用しているベストやデニムなどの装備から、彼らは最初からゾンビを標的に狩りを行うために、このモールを訪れたと思って間違いない。そして、狩りを続けているうちに感覚が麻痺してしまい、ついには生きた人間にまでその銃口を向けてしまったのだ。しかも、それを率先して息子たちに指示したのが、厳格かつ神経質な父親であるロジャーであるというのだから、事態は最悪だ。
ホール親子はフランクを仕留めようと一斉に発砲してくる。家族ならではの息が合ったコンビネーションをどのように崩すかが、攻略の鍵となりそうだ。
激しく飛び交う銃弾を恐れずに、一気に間合いを詰めてトーマスに強烈なパンチをお見舞い |
遠距離からレーザーサイトで正確に狙撃してくるロジャー。危険を察知したら画面の指示に従いWiiリモコンを振って銃撃を避けろ |
男をぶっ飛ばして女をイタダキだ! - Psycho : Prisoner
そして今回はさらなるサイコを紹介。ウィラメッテの刑務所から脱獄した3人もやはりフランクを苦しめるのだ。
■プリズナーの場合
ゾンビ騒動に便乗してウィラメッテの刑務所から脱獄してきた3人ひと組の脱獄者集団。盗んだ軍用ジープに乗り込み、ゾンビが徘徊する街から逃げることもなく、モールへとやって来た。その目的はゾンビ、人間を区別なく襲うことで、己の欲望を満たすこと。奇声をあげながらジープに積んだ機銃でゾンビを撃ちまくり、生きた人間を発見すれば下品な言葉を発しながら追いかけ、バットで殴り飛ばす。人間を見分けられる冷静な判断能力を持っていることから、彼らは精神に異常をきたしているわけではないようだ。ただ単に、根っからの悪人なのである。平和な世の中よりも、このような極限状態のほうが、彼らにとってはパラダイスなのだろう。
生存者をもてあそぶかのようにジープで追い回すプリズナー。表示される操作を即座に入力し、乱射してくる銃弾から生存者とともに逃げろ! なお、Wiiリモコンを左右に振ることで生存者の手を引きながらダッシュができる |
ジープをうまく停止させることができたら、いよいよ反撃開始! 表示されたコマンドを即入力し、バットで制裁を加えてやれ! |
プリズナーの一人をジープから引っ張り出して後ろから羽交い絞めに! 凶悪な脱獄犯をこらしめるのだ |
ゲームタイトル | デッドライジング ゾンビのいけにえ |
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対応機種 | Wii |
ジャンル | ゾンビパラダイスアクション |
発売予定日 | 2009年2月19日 |
価格 | 7,340円 |
D (17才以上対象) |
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