LoiLoは、レンダリングの待ち時間なしで動画編集ができるGPUアクセラレーション対応の動画編集ソフト「Super LoiLoScope」の最新版の既存ユーザー無償アップデートを25日より開始、また、パッケージ製品を26日より価格8,800円(税別)で発売する。アップデートは、同社Webサイトより可能となる。対応OSは、Windows XP(SP2) / Vista。
ソフトは、GPUアクセラレーションに対応し、レンダリングの待ち時間なしで動画の編集ができる。ユーザーインタフェースは、ドラッグ&ドロップの簡易な操作が特徴で素材を並べるだけの操作をベースに高度な編集作業も可能。素材を組み合わせての連続再生や各種エフェクトの配置なども手軽におこなえる。
最新版では、インタフェースの強化、YouTube HDへのアップロードやタイムライン編集ツール、書き出しデバイスの増加など11の新機能が追加された。
インタフェースにおいては、デバイスへの保存やYouTubeのアップデートなど、動画書き出しの際に便利なアイコンを揃えた「シェア」メニューや、テキストサムネイルを手軽に作成できる「アート」メニューなど、頻繁に使うメニューをトップのメニューに配置した。
また、動画の書き出しにおいては、iPod、iPhone、携帯電話、プレイステーション 3、Apple TVなどへの書き出しに対応したほか(直接書き出しではなく保存後手動で移動)、mp4形式でのローカル保存も可能となった。
タイムラインでは、マグネットと呼ばれる素材配置機能との連携が進み、マグネットを右クリックすることでタイムライン上に素材のショートカットを作成、タイムライン上に素材を一気に挿入可能となる。そのほか、タイムラインのコピーボタンの追加、タイムラインバーの複数選択、タイムラインバーを2分割できる「はさみツール」など編集機能をより便利におこなえる機能が大幅に追加されている。
なお、新機能は同ソフトの無償版「LoiLoScope」にも適用されており、同社Webサイトからダウンロードで試すことも可能。