結婚相手紹介サービスを展開する「パートナーエージェント」は19日、アラフォー世代の男女1,200人を対象に行った「婚活」にまつわるアンケート調査結果を発表した。
同調査では37歳~43歳のアラフォー世代の男女に対して、現在の交際の有無や「婚活」(結婚に向けた前向きな活動=結婚活動の略)に対するイメージなどを質問。その結果、恋人の有無とその期間について、交際期間と恋人がいない期間の両方において「5年以上」が最も多く、次いでも「3年以上~5年未満」という長期間が多い。付き合いが長いまま結婚機会を逸した「長い春型」と、恋愛事態から遠のいている「長期ブランク型」に分かれた。
アラフォー世代における婚活のイメージは、「自分磨き」よりも「お見合いパーティーに参加する」、「結婚相談所に登録する」「合コン」など、具体的に相手を探す行動が圧倒的に多い。相手探しが必要と思われる「長期ブランク型」や、恋人はいるけれど「長い春型」の人ほど婚活への肯定的なイメージが少ないという結果となった。同社は「平均して婚活に肯定的なイメージを持っているのが、一見相手探しの必要がなさそうな恋人がいる男女に多く見られることは興味深い」とみている。
独身のアラフォーが思い描く「結婚までの交際期間」でも、交際の有無で結果に違いが見られた。恋人がいない男女の1位は「半年」と2位の「1年」がほぼ同数で過半数を占め、以下「2年」、「3年以上」と順を追って期間が長くなった。しかし、恋人がいる男女においては1位の「1年」に僅差で2位の「半年」と「3年以上」が位置している。恋人がいない男女ではわずか9%の「3年以上」が、恋人がいる男女では22%に上っている状況をみると、恋人がいる男女の方がより結婚に慎重であるとも考えられる。「恋人ができるまでは『すぐ結婚』と思っていても、いざ付き合い始めると慎重になってしまう……そんなアラフォーの複雑な本音が垣間見えるようだ」(同社)。
ちなみに「婚活をしていそうな有名人」を自由回答で挙げてもらったところ、男性の1位は今田耕司、2位は岡村隆史(ナインティナイン)、3位は東幹久、4位は福山雅治、5位は有田哲平(くりぃむしちゅ~)と続いた。一方、女性有名人では1位に光浦靖子(オアシズ)、2位は久本雅美、3位は天海祐希、4位は西川史子、5位はエドはるみという結果が出た。