スクウェア・エニックスは18日、同社発行の「Gファンタジー」において2006年10月号から連載中の、枢やな氏による人気コミック『黒執事』をニンテンドーDS用ソフトとしてゲーム化し、2009年春に発売すると発表した。

『黒執事』は、2008年10月からTVアニメもスタートしており、MBS・TBS系全国10局にて現在放送中の作品だが、ゲーム化は今回が初。タイトルは『黒執事 Phantom & Ghost』で、内容は名門貴族・ファントムハイヴ家の執事・セバスチャンと12歳の主人・シエルを主人公にした「主と執事の冒険アドベンチャー」ゲームとなる。

オリジナルキャラクターは、枢やな氏が多数描き下ろしを行い、さらに登場するすべてのキャラクターの総作画監修に携わる予定。加えて、ゲームオリジナルストーリーも監修するという。

物語は原作3巻、第13話と第14話の間(11月末ごろ)の時期が舞台。キャラクターボイスはTVアニメと同様の声優を起用し、すべてが新規録音となる。ゲームシステムは、プレイヤーキャラにシエルとセバスチャン、どちらかの視点(ダブルビューモード)を選ぶことが可能で、それぞれが一部リンクしつつも全くべつの物語となるマルチエンディングを採用している。また、ゲーム進行中は、敵を倒す・迷路を抜ける・依頼を解決するといったミニゲームをプレイする「ミッションモード」もあるという。

選んだ選択肢によってストーリー・エンディングが変化する

ミニゲームの「ネズミ捕り」

こちらは「皿洗い」

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